トヨタ自動車、ヴィッツに1.5Lハイブリッドシステムを搭載。燃費は34.4km/L


マイナーチェンジで、より個性を際立たせた外観デザインを創出

トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田章男、以下 トヨタ)は、ヴィッツにハイブリット搭載車を追加すると共に外形デザインの変更を施すマイナーチェンジを実施し、全国のネッツ店を通じて1月12日に発売を開始した。

https://www.youtube.com/watch?v=qNKx7Z8qZmY

https://www.youtube.com/watch?v=H35rrChbaZY

ヴィッツ(海外名はヤリス)は、1999年の発売以来、欧州をはじめ約80の国と地域で販売し、これまでの累計世界販売台数が700万台(2016年12月現在)を超す国際市場に於けるTOYOTAブランドの基幹モデルである。

今回のマイナーチェンジでは、ヴィッツが属するコンパクト2BOX市場に於いて、ハイブリッド車の市場規模が拡大傾向(コンパクト2BOX市場におけるハイブリッド車の市場規模は、2011年で約8万台、2015年で約31万台)にある中、顧客から強い要望があったハイブリッド車を追加。

さらに、市場の中でより強い存在感を発揮すべく、フェイスリフトを中心に外形デザインの変更を施した。

また、同車開発チームによると「持ちうる最大限の知恵と技術を注ぎ込み、通常のマイナーチェンジの枠を超えた大幅な改良を実施した」と語るように、ハイブリッドシステムの改良をはじめ、ショックアブソーバーの改良やボディ各部の高剛性化による走行性能の改善、加飾をブラックで統一した内装デザインの採用など、商品の魅力を高めることに腐心した。

なおこれに併せて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施している。

加えてヴィッツは、「Toyota Compact Car Company」が担当する車両である。発売にあたって、同カンパニーの宮内一公プレジデントは、「我々は、先進技術による安全・安心や環境への配慮はもちろんのこと、キビキビと走る楽しさも併せ持つコンパクトカーづくりに邁進することで、これからもお客様にクルマのワクワク感をお届けしていく」と語っている。

販売概要
販売店 :全国のネッツ店
月販目標台数 :9,000台
店頭発表会 :2017年1月21日(土)、22日(日)
店頭試乗会 :2017年1月28日(土)、29日(日)

メーカー希望小売価格(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)

【車両の主な特長】
軽量・コンパクトなハイブリッドシステムの搭載により、低燃費と広さを追求したハイブリッドシステム
エンジン・モーター・インバーターなどの制御を改良した、1.5Lエンジンのハイブリッドシステムを搭載。ハイブリッド車はクラストップレベルの走行燃費34.4km/L(JC08モード走行燃費。国土交通省審査値)を実現。

「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象

基本性能の大幅な向上
走行性能については、新構造のショックアブソーバーの採用に加え、ボディ各部のスポット溶接増し打ちなどによるボディ剛性の強化、インストルメントパネル周りのブレースの板厚アップにより、優れた操縦安定性と乗り心地を両立した。

https://www.youtube.com/watch?v=JAd3mbTiC9s

安全性能については、従来から設定の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」に加え、ヒルスタートアシストコントロールを全車標準装備し、より安全な運転をサポートしている。

ハイブリッドシステムの主要諸元

パッケージ・取り回し
駆動用バッテリーをリヤシート下に配置することで、ガソリン車と同等の居住空間・荷室の広さを確保。また、パッケージは全長3,945mm(従来型比+60mm)・全幅1,695mm・最小回転半径4.7m(HYBRID U“Sportyパッケージ”は5.6m。ガソリン車の165/70R14タイヤ装着車は4.5m)とし、取り回しにも配慮した。

https://www.youtube.com/watch?v=xgJCcmlk8NE

【エクステリア・フロント】
エクステリアは「躍動感」と「洗練」を付与したより強い印象を放つ外形とした。主な変更箇所は、フロントバンパー・ロアグリル・ヘッドランプ・フォグランプカバーなど。

全体にワイド&ローの構えを強調し、ダイナミックさ・低重心感を付与した。
このフロントマスクにBi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付・スモークメッキ加飾)をオプション設定し、ライン発光のLEDクリアランスランプとあいまって、精悍さを強調した。

【リヤビュー】
主な変更箇所は、バックドア・バックドアガーニッシュ・リヤコンビネーションランプ・リヤバンパー・リヤワイパーなど。
特にフロントビューと同様に、ワイド&ローの構えを強調した。併せてLEDライン発光テールランプをオプション設定。ストップランプに6個のLEDを組み込み、印象的なリヤビューを演出した。

【サイドビュー】
ホイールデザインを一新し、変わり映え感を付与(「Jewela」(含む“SMART STOPパッケージ”)設定の14スチールホイール(専用樹脂フルキャップ付)は継続採用)。

Jewela専用メーカーオプション
Jewela専用メーカーオプション

【カラーバリエーション】
新規開発色としてクリアブルークリスタルシャイン(オプション)、新規設定色としてアバンギャルドブロンズメタリックを含む全17色の外板色を設定した。

https://www.youtube.com/watch?v=E93CPSnlCW8

内装デザインは統一感ある下記色設定としている。
内装色 : バレルブラウン(設定色)
<オプション装着車>

内装色 : マルサラ(設定色)
<オプション装着車>

 

ヴィッツ 車両情報: http://toyota.jp/vitz/ 
ヴィッツ ウェルキャブ 車両情報: http://toyota.jp/vitz/welcab/