横浜ゴム(本社所在地:神奈川県平塚市、代表取締役会長兼CEO:山石昌孝)横浜ゴムの従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」は6月17日、日本発祥の国際医療NGOの認定特定非営利活動法人「ジャパンハート」へ活動支援金を寄付した。*画像は「ジャパンハートアジア小児医療センター」の完成予定図。
横浜ゴムは、従業員などが社会貢献を目的とした寄付や義援金を拠出した際に、企業がその寄付金に一定額、または同額を上乗せして寄付金を拠出するマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は100万円となる。
「ジャパンハート」は「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、開発途上国や日本のへき地などで小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約4万件実施しており、途上国での治療総数は2004年の設立以来、35万件以上に上る。
今回の支援金は同団体が2025年10月の開院を目指すカンボジア・プノンペンの新病院「ジャパンハートアジア小児医療センター」の設立準備金として活用される。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。
横浜ゴムはマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。横浜ゴムはサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っていくと話している。