ティアフォー、「CES 2026」で自動運転AIを出展

自動運転の民主化を目指すティアフォー( TIER IV / 本社:東京都品川区、代表取締役 執行役員 CEO:加藤真平 )は、米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級の技術展示会「CES 2026」に出展する。

今回で6回目の出展となるティアフォーは、同社が提唱する自動運転レベル4+の実現に向け不可欠なエンドツーエンド(E2E)AIを中心に、最新の自動運転技術をデモンストレーションや車両展示を通じて紹介する。

更に自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware(Autoware はThe Autoware Foundationの商標)」の開発を推進するThe Autoware Foundation(AWF/The Autoware Foundationは自動運転用オープンソースソフトウェアAutowareの開発を推進する国際業界団体)のメンバーと共同で、E2E AIに加え、各社の最先端技術を融合した自動運転技術を紹介・提案するもの。

ティアフォーが目指す自動運転レベル4+への取り組み

ティアフォーは、より安全で信頼性の高い自動運転の社会実装を目指し、2025年4月に自動運転レベル4+への取り組みを開始した。

レベル4+は、特定条件下で完全自動運転となるレベル4を基盤に、人間の役割はレベル4に準拠しながら、システム機能にはレベル5の概念を一部取り入れた新しい概念。これにより、未経験のシナリオを含む運行設計領域(Operational Design Domain:ODD)を柔軟に定義し、より多様な環境下での自動運転を可能にする。

同年7月、ティアフォーはレベル4+の実現に不可欠な技術であるE2E AIの開発に向け、E2E自動運転に最適化した独自アーキテクチャを設計し、「Autoware」のレポジトリで実装を公開した。この技術はオープンソースとして提供され、世界中の開発者が利用可能という。

更にティアフォーは、グローバルのパートナーとの協業を通じ、モジュール型のパラダイムに加え、より一体型のE2E型アプローチなど、複数のAIベースの自動運転向けアーキテクチャの開発を推進していく。なお、これらの最先端の技術はCES2026で体験することができる。

出展概要
開催期間:2026年1月6日(火)〜1月9日(金)
開催地:米国ネバダ州ラスベガス
会場:Las Vegas Convention Center(LVCC)West Hall
ブース番号:#6050

主な展示内容は以下の通り

車両展示:ティアフォーとRoboCarsが米国で進めるE2E AIアーキテクチャを含むレベル4+向けの自動運転システムの開発・検証に使用している車両を展示。

ティアフォーのE2E AIデモ:シミュレーター上で車両がE2E AIを用いて走行する技術を紹介し、高度な認知・判断・制御の仕組みを体験できる。

SOAFEEを活用したソフトウェア定義型自動車(Software Defined Vehicle:SDV)デモ:ティアフォーの「Pilot.Auto」と「Web.Auto」 を利用したクラウドネイティブ開発を、アマゾン ウェブ サービスの自動車向けクラウド上に構築されたAstemoのIoV(Internet of Vehicle)プラットフォームで展開する共同展示。

このプラットフォームは、シーメンスのPAVE360 Virtual Prototyping Platformでホストされ、Armの自動車向けのZena CSSによって実現されている。デモでは、ExcelForeのeSync OTAアップデートサービスを用いて、ワークロードをコンピュートプラットフォームへ展開する様子も紹介する。

セーフティ・クリティカル対応Open AD Kitデモ:安全性が求められる車載システムにおいて重要となるミックスド・クリティカル・オーケストレーションをサポートするSOAFEEの拡張機能を備えた最新のOpen AD Kitを紹介。

当該デモは、Arm、Corellium、Excelfore、Multicorewareとのパートナーシップのもと、AWFが開発したフェイルセーフ・最小リスク操作(Minimum Risk Maneuver:MRM)自動運転ユースケースを用いて行われる。

AWFのE2E AIデモ:乗用車向けのE2Eによるレベル2+の先進運転支援システムをレベル4+へ進化させるAutoSpeedとAutoSteerのニューラルネットワークAIモデルを展示する。

このデモは、業界をリードする性能を備えたAMD Versal™ AIエッジシリーズGen 2のシステム・オン・チップコンピュートプラットフォーム上で動作するオープンソースパッケージを用いて実施される。

オフロード環境適用事例デモ:ティアフォーの「Pilot.Auto」が建設や畜産業を始めとするオフロード環境に適用された事例を、パートナーのdriveblocksとの協力事例も交えて紹介する。

会社概要
社名:株式会社ティアフォー
所在地:東京都品川区
URL:https://tier4.jp
設立年月:2015年12月
主な事業内容:
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業