量産開始に向けて米国オハイオ州にAFEELA独自の品質検査施設を設立
ソニー・ホンダモビリティの製造委託パートナーで米国内に於ける自動車生産・開発法人「ホンダ・デベロップメント・アンド・マニュファクチュアリング・オブ・アメリカ( Honda Development & Manufacturing of America, LLC )」イーストリバティ工場は1月2日(米国現地発)、第1号の旗艦車「AFEELA 1
」の生産ラインを用いた試作工程を消化した。
*上記の掲載写真は、生産ラインでAFEELA 1のホワイトボディにドアパネルを組み付けるロボットの様子
この試作工程は、量産準備に映る前工程の一環として行われたもの。今後、ソニー・ホンダモビリティは製品の要求仕様に基づき、独自の多角的な検査を担うための品質検査施設「クオリティ・ゲート(Quality Gate)」を米オハイオ州イーストリバティに設立する運びだ。
*塗装工程に新規導入されたロボットがAFEELA 1の下地を磨いている様子
今回、試作工程を潜り抜けた最新鋭モデルのAFEELAには、従来の自動車に求められる厳格な製造品質、車両に搭載されている40個のセンサー、パノラミックスクリーンと各種アプリ、AIや通信といった高度なテクノロジーの統合が求められる。
そこでソニー・ホンダモビリティでは、要求仕様に基づき米国ホンダが敷く厳格な品質基準に基づき生産された車両を受領後、クオリティ・ゲートで更なる品質検査を独自に行い、AFEELAの目指す品質を確かなものとしていく構えという。
なお同施設では、AFEELAの品質を多角的に担保するために、以下の2つの観点からの独自検査を行う予定としている。
*AFEELA 1の車載インフォテインメントシステムの動作をQuality Gateで検査
Function Inspection(機能検査)
従来の製造品質に加え、車載インフォテインメントシステム、各種センサー、通信の安定性などAFEELA独自のインテリジェント機能の動作を確認する。
Exterior Inspection(外装検査)
AFEELAブランドを象徴するエクステリアデザインの完成度を徹底的に確認。表面の連続性、反射の均一性など、エクステリアデザイン要素の精度を精緻に検査する。この際、僅かな歪みや凹凸の発生の抑制も行っていく。
また、クオリティ・ゲートは生産品質安定化へのフィードバック機能も実装するため、同施設で収集した様々なデータは、ソニー・ホンダモビリティの車両設計部門の他、上記イーストリバティ工場の製造現場へもフィードバックされることで、AFEELAの生産品質安定化と継続的な改善に貢献していくことになると説明している。
*独自のQuality GateでAFEELA 1の外観検査を行う装置
最後にソニー・ホンダモビリティは、「私たちは、AFEELAが約束する『体験』をお届けするために、搭載されている全ての統合機能が、設計通りに完全に動作することを確認します。
それはテクノロジーだけではなく、最高の信頼性も提供する。これが、私たちのお客様へのコミットメントです。当社は多様な知を繋げ、最先端テクノロジーを追求するMobility Tech Companyとして、人の感性や行動へ働きかけていくモビリティの革新を実現していきます」と結んでいる。
