新電動パワートレイン「e-POWER」、同一車線自動運転技術「プロパイロット」搭載車種が1位2位に
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は6日、1月の国内販売登録車ランキングで「ノート」が1位(14,113台)、「セレナ」が2位(11,179台)を獲得したと発表した。
「ノート」は昨年の11月にも軽自動車を含む全販売車種のランキングで首位を獲得していたが、登録車ランキングで日産車が1位、2位を同時に獲得するのは、1984年9月の「サニー」、「ブルーバード」以来、32年ぶりのこととなった。
日産の国内販売を担当する専務執行役員の星野朝子氏は、「自動車メーカー各社が新機能搭載の新型車を続々と発売する中での『ノート』の1位、『セレナ』の2位獲得は、技術の日産が推し進めるインテリジェントモビリティ、すなわち電動化と知能化の取り組みを多くのお客さまに認めて頂いた結果だと、大変嬉しく、興奮しています。
当社の電動化、知能化技術が受け入れられたことは、日本の新しいモビリティー社会が始まったことの証です。私たち日産は、今後も時代のトレンドをいち早く捉え、多くのお客さまに素晴らしい商品を提供していきたいと思います」と述べている。
加えて、軽自動車を含めた国内販売ランキングでは、「ノート」、「セレナ」に「デイズ」を加えた日産の3車種がベスト10にランクインした。
なお日本国内の自動車販売の現場で、昨今販売車両のタマ不足により、各地域の日産販売店は苦戦をしてきた訳だが、昨年後半以降からの先の新たな2車種の投入がようやく功を奏した格好だ。
ただ、現行に於いて同社系列販売店に於ける売れ筋製品が、圧倒的に不足気味の状況はいまだ変わらず、今後の日産自動車からの車両投入の動向が、シェアを押し広げる可能性を握っていると云えそうだ。
米国を筆頭に、同社の国内外の自動車販売戦略が急速に不透明感を増しているなか、さらなる新たな策が実施される事に期待したい。