ポルシェジャパン新社長に韓国法人のミヒャエル・キルシュ氏


現・代表取締役社長を務める七五三木敏幸氏は2019年7月31日付で退任

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は2019年8月1日付で、現在ポルシェコリア(韓国)の社長のミヒャエル・キルシュ(54歳)を新代表取締役社長として迎える。

同人事について独・ポルシェAGのセールスおよびマーケティング担当取締役のデトレフ・フォン・プラテン氏は「ポルシェコリアは、2018年には過去最高の販売記録を達成。

第三者機関の顧客満足度&サービス調査で1位を獲得するなど、優れた業績を挙げました。

これに関してミヒャエル・キルシュは非常に重要な役割を果たしました。今度はポルシェジャパンの代表として、日本市場に秘められた可能性をフルに引き出すのに一役買ってくれるでしょう」と話している。

ポルシェジャパンの代表取締役社長となるミヒャエル・キルシュ氏は、ポルシェコリアで3年間勤務をする前にポルシェチャイナ(中国)で最高執行責任者を務め、さらにその前はBMWと国際的なホテル運営会社で上級管理職に就いていた。

なお現在、ポルシェジャパン代表取締役社長を務める七五三木敏幸氏(しめぎ としゆき)は2019年7月31日付で退任する。

七五三木氏は、1958年12月13日・群馬県生まれ。群馬県立高崎高等学校を経て1982年に一橋大学社会学部卒業。

キャリア開始は群馬銀行が皮切り。1989年にメルセデスベンツ日本に入社。クライスラーグループの営業部長を経て、2009年にクライスラー日本の代表取締役社長兼CEOに就任。

2012年フィアット グループ オートモービルズ ジャパンとの経営統合後にフィアット クライスラー ジャパンの代表取締役営業本部長を務めた後、2014年2月にポルシェジャパンの代表取締役社長就任した。

七五三木氏は、2014年2月からの在任期間中、ポルシェ正規販売網の強化や顧客満足度の向上、ミドルサイズSUV「マカン」の導入などで日本国内のポルシェ年間新車販売台数を約50%伸長させた(2013年の4,869台から、2018年に過去最高7,166台、日本自動車輸入組合調べ)。またポルシェジャパンは2018年まで9年連続の成長を継続している。