三菱自動車、名古屋製作所・岡崎工場見学施設をリニューアル


三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は、名古屋製作所岡崎工場(愛知県岡崎市)において、より多くの来訪者に同工場の製品と生産活動の理解促進を図るため、工場見学施設をリニューアルした。

今回のリニューアルでは、工場内のPRスペースにおける映像・音響機器を改善し、わかりやすい情報発信に注力した。

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加えて、給電機能を活用したアウトドア空間を演出することにより、同工場の製品である『アウトランダーPHEV』の魅力を発信する場を設けた。

工場見学施設等のリニューアルに伴い、2015年10月12日、新見学施設内覧会を開催。内覧会には近隣住民や岡崎市関係者などが列席した。

内覧会で名古屋製作所長の豊國真也氏は「岡崎工場は社会に役立つ環境対応車の『アウトランダーPHEV』を生産することで、日本だけでなく、全世界の役に立つ工場になることを目指しています。」と述べた。

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【主な施設リニューアル概要】
・塗装工場内PRホール
190型相当の大画面タッチパネルシステムを採用したプレゼンテーションシステムを導入。

・工場見学者通路
説明箇所へのキャラクターパネル設置、iPadによる操作(音声ガイド)とスピーカーシステム設置。

・生産本館PRスペース
アウトドア空間で星空を見上げているような映像をプラネタリウム等を活用して演出(*1)することにより、『アウトランダーPHEV』の魅力を発信。

・岡崎本館展示スペース
パジェロの森(*2)間伐材を使用した、当社社会貢献活動などをPRする施設の設置。

(*1)
プラネタリウム・クリエーター 大平貴之氏が手掛けた「MEGASTAR(メガスター)」の新機種第一号機を導入し、自然との共生を描いている。
(*2)
首都圏の水源を守り、社員の環境意識を醸成することを目的に、2006年から山梨県早川町に「パジェロの森」と名付けた森林の保護・育成活動を行う取り組み。2012年の台風4号により壊滅的な被害を受けたが、2014年に同町にて第二期「パジェロの森」の活動を開始。

<岡崎工場概要>
名称:三菱自動車工業株式会社 名古屋製作所 岡崎工場
住所:愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地
製作所長:豊國真也
生産車種:『アウトランダーPHEV』『アウトランダー』『RVR』

<岡崎工場の歴史>
1977年*岡崎工場完成、『セレステ』『ギャランΛ(ラムダ)』生産開始
1985年:岡崎工場生産累計100万台達成
1991年:『RVR』生産開始、岡崎工場生産累計200万台達成
1998年:岡崎工場生産累計300万台達成
2008年:岡崎工場生産累計400万台達成
2013年:『アウトランダーPHEV』生産開始
2014年:11月14日 岡崎工場生産累計500万台達成