マクラーレンのケビン・エストレ、ピレリ・ワールド・チャレンジで2戦連続表彰台


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マクラーレンGTのファクトリー・ドライバーであるケビン・エストレ選手が、カスタマー・チームであるK-PAXレーシング/フライング・リザード・モータースポーツの一員として650S GT3のハンドルを握り、ソノマ・レースウェイでのピレリ・ワールド・チャレンジの第18戦と第19戦で連続して表彰台を獲得。さらに今シーズン自身4度目の優勝も果たした。

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フランス出身のエストレ選手は、週末の最初のレースではフロント・ローからのスタートで圧倒的な勝利を飾り、2戦目では2位でフィニッシュした。

このレースでは、チーム・メートのロバート・ソーン選手も同じくMcLaren 650S GT3のハンドルを握って4位でフィニッシュしており、チームにとっては充実した週末となった。

週末最初のレースの予選を2位で通過したエストレ選手は、好スタートをきり、ポール・ポジションからスタートしたクルマの後ろにつけた。

序盤は激しいトップ争いが展開され、エストレ選手もその闘いのなかにいたが、残り15分あたりでエストレ選手が勝負をかけ、トップに立つ。

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その後、エストレ選手は直ちに差を広げ始め、大きな差を広げてチェッカーフラッグを受け、今シーズン4度目の勝利をも獲得した。

チーム・メートのロバート・ソーン選手は、17位スタートからプッシュし続けた。しかし2ヒート制レースの1ヒート目の最速タイムによって2ヒート目のグリッドが決まるため、チームは、ソーン選手をあえてピットインさせ、新しいピレリ・タイヤを装着させるという決断を下した。この結果、ソーン選手は2戦目のポール・ポジションを獲得した。

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2戦目では、ブラックとオレンジに塗装された9号車の 650S GT3に乗ったエストレ選手が、トップとはわずか2.186秒差の2位に入り、さらにチーム・メートのソーン選手も4位でフィニッシュした。

マクラーレンGTファクトリー・ドライバー、ケビン・エストレ選手のコメント
「今回、優勝を果たすことができ、さらに両方のレースで表彰台に立てたことをとても誇りに思っています。

K-PAXレーシング/フライング・リザード・モータースポーツの皆様の懸命の努力が報われ、チームのホーム・サーキットでこのような結果を出せてとても満足しています。

レースの期間を通じて、クルマの調子は申し分ありませんでした。シーズン最終戦でも表彰台に立ちたいです」

マクラーレンGTマネージング・ディレクター、アンドリュー・カーカルディ(Andrew Kirkaldy)のコメント
「デビュー・シーズンから好成績を収めている650S GT3は、カスタマー・チームを通じて、その実力を世界中に知らしめています。

K-PAXレーシング/フライング・リザード・モータースポーツのチームとは、米国のレースで精一杯戦えるように緊密に連携してきましたが、このような結果を見ることができて、とても嬉しく思っています。

K-PAXレーシング/フライング・リザード・モータースポーツの皆様おめでとうございます。ラグナ・セカでも新たなトロフィーを獲得できればと思っています」

今回の結果により、エストレとK-PAXレーシング/フライング・リザード・モータースポーツは、ドライバー部門とチーム部門のランキングで5位となり、マクラーレンはマニュファクチャラー部門で3位となった。シリーズは残り1戦となり、最終戦は9月11日から13日まで、ラグナ・セカで行われる。