JXエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉森 務、以下、JXエネルギー)は3月28日、福岡県大野城市の「Dr.Driveセルフ太宰府インター店」に水素ステーションを開所し、水素の販売を開始した。
同ステーションは、昨年度開所した「Dr.Driveセルフ八幡東田店」、今月開所した「Dr.Driveセルフ伊都店」、「Dr.Driveセルフ福岡空港店」に続き、同社として福岡県に於いて4ヵ所目の水素ステーションとなる。
JXエネルギーは次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受けて、四大都市圏に約40ヵ所の商用水素ステーションの開所に向けた準備を進めており、「Dr.Driveセルフ太宰府インター店」を含め、同社の開所済みの水素ステーションは、合計37ヵ所となった。
Dr.Driveセルフ太宰府インター店水素ステーションの概要
開所日 :2016年3月28日
所在地 :福岡県大野城市御笠川5-12-20
運営者 :株式会社ENEOSフロンティア
敷地面積(※1): 617m2
供給方式 :オンサイト方式(ステーションで水素を製造する方式)
水素供給設備 :水素製造装置、圧縮機、蓄圧器(カーボンファイバー複合容器)、冷凍機、充填機など
供給能力(※2): 300Nm3/h
充填圧力(※3) :70MPa(メガパスカル)
充填時間(※4) :約3分間
※1水素ステーション部分の面積。
※2燃料電池自動車1台に充填できる水素量が最大50Nm3の場合、1時間当たり5~6台に充填可能な能力。
※3現在販売されている燃料電池自動車に搭載のタンク使用圧力に対応したもの。
※4国際標準規格に基づく70MPa(満タン)までの充填時間。