いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下、いすゞ)は、2016年12月9日に環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001:2015」の統合認証を取得した。
具体的には、これまで事業所単位で取り組んできた環境マネジメントシステムを2016年度から全社で統合。2015年9月に規格改訂された最新のISO14001認証を取得した。
同社では、「わたしたちは地球環境保全が最重要課題であることを再認識し、より良い製品とサービスの提供を通じて豊かで持続可能な社会の実現に貢献し、地球環境保全と事業活動の調和を追求いたします。
今後は全社一体となり、CVとディーゼルエンジン事業のプロフェッショナルとしてより効率的で有効な環境経営を推進してまいります」と述べている。
認証概要は以下の通り
1.認証取得日2016年12月9日
2.適用企画ISO14001:2015/JIS Q 14001:2015
3.登録範囲CV、ディーゼルエンジン及び関連機器の研究開発、製造、販売
4.登録範囲の詳細本社、いすゞ病院 事業管理部門、藤沢工場、いすゞものづくりサービストレーニングセンター、湘南開発センター、栃木工場
5.登録番号JAER0118
6.認証機関一般財団法人日本自動車研究所
一般に昨今の環境活動では、原材料調達から、製造、物流、販売、消費、廃棄、リサイクルに至る製品のライフサイクル視点での取り組みが求められ、事業場個別の活動から全社レベルの取り組みによる事業活動と一体となった環境経営が強く求められている。
そこで、いすゞ自動車では1999年9月に藤沢工場を皮切りに、栃木工場、開発部門でISO14001認証を取得し、環境活動を展開してきたが、上記状況を踏まえ、事業場単位で取り組んできた環境マネジメントシステムを統合し、より効率的で実効性の高いシステムに移行したと云う。
また、全社的な環境上のガバナンスを持つより有効な環境マネジメントシステムを目指し、全社的なマネジメントシステムに環境マネジメントを取り込み、事業プロセスとの整合を図る事でISO14001:2015に対応したシステムを再構築し、認証を取得した。