本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)から、平成28年2月5日国土交通大臣に対して、リコールの届出があった。
基準不適合の内容は、運転者席側SRSエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるというもの。
対象は、フィットを筆頭にFCXクラリティ等に至る製作期間の全体の範囲・平成16年6月18日~平成27年3月11日に該当する計31型式・計13車種、計44万2,997台。
その概要は以下の通り
リコール届出日:平成28年2月5日
リコール届出番号:3758
リコール開始日:準備でき次第
届出者の氏名又は名称:本田技研工業株式会社
問い合わせ先:お客様相談センター
取締役社長:八郷 隆弘
TEL:0120-112010
不具合の部位(部品名):エアバッグ装置(インフレータ)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
特定の運転者席側SRSエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、原因は判明していないが、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあることから、全車両、予防的措置として、当該インフレータを交換する。
改善措置の内容:
全車両、予防的措置として、運転者席側SRS用エアバッグインフレータを交換用部品が準備できた段階で、年式の古いものから代替品と順次交換、回収して原因調査を実施する。
不具合件数:0件
事故の有無:無し
発見の動機:取引先からの情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置:
・使用者:予防的措置の内容について、ダイレクトメール等で通知する。なお、交換部品の準備ができた段階で、改めて通知する。(6月上旬から順次通知予定)
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3758のステッカーを貼付する。