GMジャパン・キャデラックSRX他、リコールの届出


ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社から、平成28年2月5日国土交通大臣に対して、下記のとおりリコールの届出があった。

内容は運転席及び助手席の電動シートにおいて、高さ調整機能のジョイント部の製造が不適切なため、電動シート作動時にジョイント部を固定しているボルトが緩むことがある。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、固定しているボルトが外れ、最悪の場合、急激にシート位置が変化するおそれがあるというもの。

対象は、輸入期間の全体の範囲の平成22年8月28日~平成23年10月26日の計2型式・計2車種の計310台。

その概要は以下の通り

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コール届出日:平成28年2月5日
リコール届出番号:外-2307
リコール開始日:平成28年2月5日
届出者の氏名又は名称:ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社
製作国:米国
製作者名:ゼネラルモーターズ社
代表取締役:石井 澄人
問い合わせ先:GMフリーダイヤル
TEL:0120-711-276
不具合の部位:(部品名)座席(座席高さ調整機構)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
運転席及び助手席の電動シートにおいて、高さ調整機能のジョイント部の製造が不適切なため、電動シート作動時にジョイント部を固定しているボルトが緩むことがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、固定しているボルトが外れ、最悪の場合、急激にシート位置が変化するおそれがある。
改善措置の内容:全車両、ボルトを対策品に交換し、ワッシャー及びナットを追加する。
不具合件数:国内0件
事故の有無:なし
発見の動機:海外からの不具合情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置:
使用者:ダイレクトメール等で通知する。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に、外-2307ステッカーを貼付する。

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