シトロエンC4刷新、1.2Lダウンサイジングターボ+新6速EAT搭載276万円から


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エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞したエンジンに最新6速EATで、JC08 モード16.3km/L達成

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:クリストフ・プレヴォ)は、シトロエンブランドの5ドアハッチバック「C4」に新パワートレインを搭載し、さらにフェイスリフトを実施した新型モデルを9月11日(金)より全国のシトロエンディーラーネットワークから発売する。

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2011年にフルモデルチェンジされた「シトロエン C4」 は、個性的なスタイリングと、同ブランドらしさ溢れる快適な室内空間。

しなやかでありながらも、パワフルなドライブフィールが味わえるハッチバックモデルだったが、今回、フェイスリフトと当時にパワートレインを刷新した。

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新たに搭載されるエンジンは、PSAプジョー・シトロエン・グループが新世代エンジンとして開発したもので、先頃、欧州に於いてインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015を受賞した「PureTech(ピュアテック)1.2リッター・ターボエンジン」となった。

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これに6速オートマチックトランスミッション「EAT6」を組み合わせている。また時代の要請に応えてスタート&ストップ機能も追加されたことにより、従来の1.6リッター・ターボ+6EGS搭載時に比べ約20%燃費が改善された。

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また、外観ではヘッドライトと、リアコンビネーションランプのデザインと機能を一新。LEDランプを内蔵したヘッドライトはシャープで精悍なデザインにリファインされ、リアランプには3Dの視覚効果を持つ独特のデザインとし、洗練されたフォルムと機能性を融合させている。

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なおシトロエンC4には、エントリーグレードの「C4 Seduction(セダクション)」と、パノラミックガラスルーフなどの装備を充実させた「C4 Seduction Upgrade Package(アップグレードパッケージ)」の 2 グレードがラインナップされている。

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コストパフォーマンスに優れた装備を持つ「C4 Seduction Upgrade Package」は、このクラスをリードする性能と機能を充実させており、今後の販売主力グレードとなるという。

【シトロエン C4 の主な特長は下記の通り】
1. ダウンサイジングした次世代ユニット
PureTech1.2ℓ ターボエンジと EAT6 を搭載

2. ヘッドライトとリアコンビネーションランプの
デザインをリファンイン

3. 充実した装備の Seduction Upgrade Package を設定

■以下に於いてこれら個別項目を説明していく

1. ダウンサイジングした次世代ユニットPureTech1.2LターボエンジとEAT6を搭載
C4 には、コンパクトハッチバックC3に導入された3気筒1.2リッターエンジンをベースに、最新の直噴システムとターボチャージャーを加え、高い動力性能と環境性能を備えたパワーユニットを採用した。

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1気筒あたり5つの噴射口を持つインジェクターからは、200barの高圧燃料がスパークプラグに近い位置に噴射され、高効率の燃焼を実現する。

また最新のターボチャージャーにより、最高出力130ps、最大トルク230Nmを生み出し、そのパフォーマンスは最高出力は60%、最大トルクは95%(自然吸気エンジン比)という大幅な向上を果たした。

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このPureTech1.2リッターターボエンジンは、今年6月「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015」を 1.0~1.4リッター部門において受賞している。

PureTechエンジンの低燃費および、CO2排出量削減などのパフォーマンスが高く評価され、世界34ヶ国80名のモータージャーナリストの投票によりその栄誉に輝いた。

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加えてトランスミッションには、C4 PICASSOに採用され、国内でも高い評価を得ているEAT6(エフィシェント・オートマチック・トランスミッション)を搭載した。

同トランスミッションユニットのギヤレシオを、ハイギヤード化することで、同一速度域でのエンジン回転を下げ、新開発のクラッチによってロックアップ領域を拡大、トルクコンバーターのスリップロスを低減させた。

また、ミッション全体のフリクションロスもさらに低減させ、低速域でのニュートラルコントロールを最適化するなど、効率をより突き詰めることによって、スムースで省燃費、静粛性を高め、より素早く、ダイレクトなシフトフィーリングを実現した。

以上のPureTech1.2リッターターボエンジンと、EAT6との組み合わせに加え、ストップ&スタート(アイドリングストップ)機能の搭載、約30kgの車重軽減などにより燃料消費量(JC08 モード)は16.3km/Lを達成。従来モデルの13.5km/Lに比べ 20%以上の燃費改善を果した。

2. ヘッドライトとリアコンビネーションランプのデザインをリファンイン
シトロエンC4は、コンパクトで個性的なフォルムだけではなく、ヘッドライトのリファインにより、さらに精悍でモダンなフロントフェイスとなった。

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引き締まったシャープなデザインのハロゲンヘッドライトには、LEDランプが組み合わされている。LEDは、エンジン始動とともに白色に点灯し、ウインカーと連動して点滅する。

一方、新しいリアコンビネーションランプは、シトロエン独自の3Dライトを採用した。多数のLEDを使用することによって、奥行き深い立体感のある3D視覚効果を生み出し、シトロエンの個性を際立たせている。

3.充実の装備 「Seduction Upgrade Package」
シトロエンC4は、従来の装備にも磨きをかけた。その要素を盛り込み、快適性や利便性、安全性を高めた新装備の多くを「C4 Seduction Upgrade Package」に設定している。

同パッケージでは、価格をエントリーレベルから20万円アップとしながらも従来モデルに比べ大幅に装備を充実させている。

Seduction Upgrade Package にプラスされる装備
・大型パノラミックガラスルーフ…1.3㎡の広さを持ち、開放的で快適な室内空間を作り出す。電動のブラインドを備え、ルームライトには LED を使用している。

・スマートキー・システム&エンジンスタートボタン …キーを携帯していれば車が感知し、ドアハンドルに触れるだけで自動的に解除。さらにセンターコンソールのボタンでエンジンを始動、停止することができる。

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・新デザイン17インチアロイホイール(ダイヤモンドカット加工)

・ブラインドスポットモニターシステム…サイドミラーのコーナーに配置されたオレンジダイオードにより、後方車両が死角に入った際にドライバーに警告する。

・フロントとリアバンパーに組み込まれた4つのセンサーにより、サイドミラーからリアバンパーの後方約5m車両の側面約3.5mの範囲を監視する。

・車両周囲の障害物を検知するフロントソナー

その他の装備
他にもシトロエンC4には、安全性や快適性を高める新たな装備を追加しており、このセグメントをリードするシトロエンのポジションを確立している。

・余裕のラゲージスペース…C4は使い勝手の良さにも定評がある。ラゲージスペースは、クラス最大級の 380ℓ を誇る。また6:4の分割可倒式のリアシートによって、スキーやサーフボードなどの長尺も収納可能。

・新発想のデジタル+アナログメーター … 安全で快適な運転操作のために、シトロエンC4のメーターは視認性の高い独自のデザインが特長。メーターの照明は好みに応じて白色系からブルー系まで5段階に調整可能。

・インテリジェントトラクションコントロール(標準装備)…雪道や悪路など滑りやすい路面でのグリップを高め、特にスタートしにくいコンディションを検知し、安全で最適なグリップ力を確保している。

・ヒルスタートアシスト(標準装備)…急な坂道での発進時にブレーキペダルから足を離しても自動的に車両の動きを2 秒間静止させます。3%以上の勾配でもスムースに車両を発進することができる。

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ボディカラー
ブランバンキーズ、ブルーアンクル、ブラン ナクレ、グリ スピリット、ルージュ ルビ、ノアール ペルラネラ

全長:4,330mm/全幅:1,790mm/全高:1,490mm(旧型から変更なし)citroen-c4-revamped-from-1-2l-downsizing-turbo-new-six-speed-eat-installed-2-76-million-yen20150825-20

 

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