豊田合成と日本化薬、エアバッグ事業の協力強化に向けて資本提携


豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)と日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木 政信)は、エアバッグ事業などにおける協力関係の強化に向けて資本提携することに合意した。

今年、創業102年目を迎える日本化薬と豊田合成とは、従来からエアバッグの主要部品であるインフレータ(ガス発生装置)などの取引で良好な協力関係を築いてきた。

そうしたなかで現在、エアバッグは世界各地域における安全規制強化を背景に需要が急拡大している。そこで両社は今回の資本提携を機にグローバルでのエアバッグの安定的な供給・品質保証体制の強化を図っていく。

また両社は、「自動車産業は自動運転や電動化の進展など大きな環境変化の中にあり、安全分野に加えて新素材の分野でも連携し、将来を見据えた製品開発を進めていく予定です」と相互の開発・供給体制の更なる強化を図っていく構えだ。

協力関係強化のイメージは以下の図の通り

なお砕いてキナ資本提携の内容では、両社で10億円を目安に互いの普通株式を保有する体制を構築していくと云う。