ビー・エム・ダブリューAG(BMW AG本社:バイエルン州ミュンヘン、社長:ノルベルト·ライトホーファー、以下、BMW)は、グループ全体で史上最も成功した昨営業年度に引き続き、新年の最初の月に於いて販売記録を更新した。
2016年1月に、世界中の顧客に引き渡されたBMW、MINI、ロールス・ロイスの合計販売台数は152,879台、前年同期比7.5%の増加となった。
BMW AG取締役会メンバーで、BMWグローバル・セールス&マーケティング責任者のDr.イアン・ロバートソン氏は、「2015年の当グループの成功を受け、本年もその成長が持続していることを嬉しく思います。
多くの市場が依然として不安定な状況を示すにも関わらず、わが社の100周年を迎える2016年も、このポジティブな傾向は維持されるであろうと楽観しています」と述べた。
BMWの全世界に於ける1月の販売台数は、前年同期比7.5%増の133,883台である。またこの内訳で多くのモデル・バリエーションに跨がって大幅な成長を達成している。
具体的にBMW 1シリーズは、22.9%増(12,324台)を記録し、ニューBMW X1は、前年同月比で60.4%増(14,308台)を達成した。
1月のBMW 2シリーズ アクティブ ツアラーと、グラン ツアラーの合計販売台数は8,249台。
さらにBMW X3は16.6%増(10,777台)、BMW X6は24.2%増(3,587台)を記録するなどBMW Xファミリーは、すべての車両クラスで順調にその人気を維持した。
BMWのフラッグシップであるニューBMW 7シリーズは、前年同月比26.3%増を達成し、全世界で合計3,392台を販売。BMW iモデルの総販売台数は1,255台だった。
2015年の記録的セールスに引き続き、MINIは全世界で合計18,867台(8.6%増)を販売し、過去の1月の販売記録を更新。
ブランドの成長をけん引するモデルであるMINI 5ドアは、49.2%増(5,783台)を記録。好調にスタートしたニューMINIクラブマンは1月も順調に推移して2,300台を販売している。
地域別実績では、欧州地域でのセールスが引き続き良好で、BMWとMINIの販売台数は、前年同月比10.9%増(61,737台)を記録した。
この欧州エリアでは、イタリア(5,907台/16.2%増)、フランス(5,273台/18.8%増)、スペイン(4,417台/25.5%増)などの幾つかの市場で2桁の伸びを記録。
BMWグループにおける二大市場であるドイツと英国も、1月に販売増を達成。ドイツでは、20,009台のBMWグループの新車を販売(2.4%増)し、英国では2.3%増(9,453台)を記録した。
海を渡った北米地域での1月のセールスは、多くの地域が暴風雨の影響を受ける結果となった。
今年、最初の月の地域全体のBMWとMINIの販売台数は、合計26,667台(2.9%減)であった。
米国での販売は前年同月比で4.0%減少したものの、カナダでは9.8%増(2,280台)を記録し、メキシコでは13.0%増(1,430)を達成した。
最後にアジア地域でのBMWとMINIの1月の販売台数だが、昨年に比べ9.8%増加(59,522台)している。
具体的には、中国本土で8.4%増(43,441台)を、また韓国では13.4%増(4,587台)を記録し、日本では19.3%増(3,833台)を達成した。
BMW Motorradも好調なスタートを切り、1月は昨年に比べて19.6%の販売増を達成。BMWモーターサイクルおよびマキシスクーターの合計で7,488台を販売し、ディビジョン別でみると1月の最高記録を達成した。