ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ペーター・クロンシュナーブル、以下BMW)のグループ基準で認定中の55拠点の鈑金塗装工場に対して、中立的な第三者検査機関として定評を持つテュフ ラインランド ジャパン株式会社(代表取締役社長:トビアス・シュヴァインフルター)による2016年度の施設監査が終了し、うち厳しい監査基準に到達した52拠点の鈑金塗装工場に同社認証が発行された。
BMWグループ傘下で、過去2014年度に同じテュフ ラインランド ジャパンの認証を獲得した工場は15工場。
それが2015年度は27工場となったが、さらに2016年度は52工場へと大幅に認証工場が増加した。これは、各工場が継続的改善を行なった結果である。
この認証は、テュフ ラインランド認証基準の中でも高水準カテゴリーの「ゴールド」相当となるものである。「ゴールド」は非常にレベルの高い修理ができる工場に対する認証である。
テュフ ラインランド ジャパンは、BMWグループが認定している鈑金塗装工場に対して、2013年度より監査を行なっている。
2014年度からは、BMWグループが策定したチェックリストに、テュフ ラインランドのドイツ本社の鈑金塗装工場に対する監査チェックリストから日本の市場に適した項目を選別ならびに採用し、さらに今回の監査には、2016年度にドイツ本社で改訂された最新項目も反映している。
監査の際には、労働安全衛生法、環境基本法をはじめとする最新版の法令順守状況についても確認を行なっている。
中立的な立場の第三者検査機関による鈑金塗装工場の認証は、鈑金塗装工場の品質を測る上で、ひとつの重要な指針となっており、テュフ ラインランド グループは、ヨーロッパをはじめ世界各国で、鈑金塗装工場の監査・認証サービス、コンサルティングなどを提供している。
今年度、テュフ ラインランド ジャパンの認証を受けた52の認定鈑金塗装工場は以下の通り
テュフ ラインランドについて
テュフ ラインランド< http://www.jpn.tuv.com >は、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関である。世界中に拠点を持ち、従業員数は19,600人、年間売上高は19億ユーロにのぼっている。
第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えている。
産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしており、また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施している。
こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられている。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動している。