SUBARU、北米専用の新型3列SUV「ASCENT(アセント)」を世界初公開


同社ラインアップ上、最大サイズ。 米国生産、2018年初夏販売開始予定

株式会社SUBARU(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之)は現地時間11月28日、米国ロサンゼルスにおいて、北米市場専用新型車「ASCENT(アセント)」を世界初公開した。

このアセントは、同社が北米市場での更なる成長を追求し、特にファミリーユーザーに向けて新規開発した3列ミッドサイズSUV。

共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”の下、3列ミッドサイズSUVとして重視される機能性を強調し、存在感のある内外装デザインを構築した。

ラインアップで最大となるボディサイズを活かし、7名・8名乗車のいずれの仕様でもゆとりのある室内空間を実現。家族全員が移動を愉しむことができるように、振動騒音を抑えた快適な移動空間としている。

さらに全車標準装備となる運転支援システム「アイサイト」、新開発2.4L 4気筒水平対向直噴ターボエンジンを核とするシンメトリカルAWDや、X-MODEといった同社のコアテクノロジーの採用により、家族とのアクティブライフを満喫するファミリー層のための車両とした。

同社はアセントを米国生産拠点SUBARU OF INDIANA AUTOMOTIVE INC.にて生産し、2018年初夏に販売を開始する予定としている。

ASCENT(アセント) の主な特徴

  • ミッドサイズSUVに求められる乗員同士の快適な距離や、十分なサイズのカーゴスペースを確保。
  • 2列目、3列目シートへの乗降性に配慮したリヤドア開度、開口エリアを確保すると共に、乗降用のステップやグリップを設定。
  • 3列目シートにおいても快適な着座姿勢を実現。
  • カーゴスペースに影響しない、駆動ユニット一体の新型パワーリヤゲートをSUBARUとして初採用。
  • 2列目シートは運転席にクッション長調整機能付きフロントシートをSUBARUとして初採用。

  • 7名乗車仕様の2列目シートに2名掛けのキャプテンシートをSUBARUとして初採用、シートの間隔を十分にとり3列目へのアクセス用スペースも確保。
  • 8名乗車仕様の2列目シートに3名掛けのベンチシートを採用。
  • 3列目シートは、シートリクライニング機構の採用等、大人から子供まで快適に座れ、乗ることが愉しくなる3列目シートを開発した。
  • スマートフォンとの連携を可能にするインフォテインメントシステム等に加え、キャビンビューミラー、パノラミックサンルーフ、サンシェード、前席左右・後席独立温度調整機能付きフルオートエアコン、ベンチレーションシートをSUBARUとして初採用。

  • 3列目シートにタブレット端末も置ける左右のカップホルダー、スマートフォン等の充電にも対応したUSB電源等、快適装備を充実。
  • 3列目シート専用のエアコン吹き出し口の採用により、快適な居住空間を確保。
  • 新開発2.4L 4気筒水平対向直噴ターボエンジンを核とするシンメトリカルAWD、悪路走破性を高めるX-MODE、SUBARU GLOBAL PLATFORMの採用により、SUVらしい安心の走破性を提供。
  • 同社初となる最高5,000ポンドのトーイング性能により、キャンピングカーやボート等の牽引も可能にし、充実した家族とのアクティブライフを提供。

【ASCENTの主な仕様】 (米国仕様)
– 全長×全幅×全高: 4,998 × 1,930 × 1,819*1 mm
(196.8 × 76.0 × 71.6*1 in.)
– ホイールベース :2,890 mm(113.8 in.)
– 最低地上高: 220 mm(8.7 in.)
– エンジン:FA24型 2.4L水平対向4気筒DOHC 直噴ターボ
– 排気量:2,387cc
– ボア・ストローク:94 × 86mm
– 出力:260hp / 5600rpm
– トルク:277lb-ft / 2000-4800rpm
– 燃料タンク容量:73L
– 燃料種類:87AKI
– トランスミッション:スポーツリニアトロニック*2
– 駆動方式:シンメトリカルAWD
– タイヤサイズ:245/60 R18、245/50 R20
– 乗車定員:7名 / 8名