東京キャンピングカーショー2016実行委員会（所在地：東京都渋谷区・株式会社TSOイノベント内）は、2016年7月2日（土）～3日（日）の2日間、東京ビッグサイト（東京都江東区）にて、過去最多約160台のキャンピングカーを展示する「東京キャンピングカーショー2016」を開催する。
昨年は２日間で約2万1,000人来場された夏の恒例イベントであり、今年は2万3,000人の来場を見込んでいる。
「東京キャンピングカーショー2016」の概要
（１）今年のテーマは「十車十色の夏が来る」
（２）約160台のキャンピングカーが東京ビッグサイトに終結
（３）注目のキャンピングカーは「ミドルキャンパー」
（４）会場はペット連れの来場者で賑わう
（５）整備が進む車中泊用施設「RVパーク（R）」が全国69か所
今年のテーマは「十車十色の夏が来る」
一般社団法人日本RV協会の調査によると、現在のキャンピングカー購入者の年齢構成は、40～50代が全体の約70％を占めるものの、60代以上の方も約25％となり、購入者年齢に広がりをみせていると云う。
具体的にはシニアの広がりに伴い、利用シーンや目的も多岐にわたり、街中での利用や、災害時のシェルターとしての想定検討者も増えていることから、ますますキャンピングカーに求められる機能も十人十色の傾向が強くなってきている。
上記を踏まえ、今回も様々なニーズに応える約160台の最新キャンピングカー（過去最多）が集結するため、一度に多くの車両を比較検討できる機会となる。
注目のキャンピングカーは「ミドルキャンパー」
昨年、22台出展されていた軽キャンピングカーは今年14台に減り、その代りに「ミドルキャンパー」と呼ばれるキャンピングカーが昨年の12台から今年は18台へと大幅に増えている。
展示車両の大型化に伴い、今年の「東京キャンピングカー2016」会場のスペースも過去最大の9,000㎡を超える規模となる。
日本RV協会調べによると、購入者の世帯年収は400万円未満と1,000万円以上の2極化が進んでいる。
このことからも近年、世帯年収400万円未満の方でも購入しやすい「軽キャンピングカー」が人気ではあるものの一方で、キャンピングカーライフの成熟度の高まりに伴って更なる機能を求めるユーザーも増え始めた。
注目の「ミドルキャンパー」は、300～400万円台と比較的求めやすい価格帯でありながらも「軽キャン」に比べて走行性能や居住空間が優れると共に、改造スペースの自由度が高いことから、各ビルダーの個性が色濃く発揮でき、バラエティー豊かな車両も数多く登場してきている。
一方、「キャブコン」ほど大きな車体ではない事から「軽キャン」を利用者でも乗り換え易く、街乗りにも適している事から、キャンピングカーの魅力を知った軽キャンユーザーの次の選択肢としての人気が高まってきている。
犬や猫も大集合！ペット連れの来場者で溢れる会場
ペット産業の市場規模が約1兆4,000億円付近で推移し微増傾向（出典：矢野経済研究所）にある中、多くのペットはすでに「コンパニオンアニマル（家族）」となっている。
しかし家族の一員となったペットを連れての移動や宿泊など環境整備はまだまだ遅れている。
その点、キャンピングカーはペットを連れての移動も宿泊も自由にできるため、その最新情報を得るために毎年多くのペット愛好家が「東京キャンピングカーショー」へと来場する。
「RVパーク（R）」が全国69か所。整備が進む「車中泊用施設」
一般社団法人日本RV協会が認定する「RVパーク（R）」も今年5月29日、群馬県伊香保に69か所目をオープンし、キャンピングカーを快適に利用するための環境整備が着々と進んでいる。
またキャンピングカーの用途はキャンプだけではなく、近年では「車中泊」を安心して気軽にできる道の駅などでの駐車施設が充実してきている。
対してRVパークでは、先月オープンした「RVパーク伊香保」は、一泊2,000円（1台）で車中泊ができるスペースを提供。そのほかにもビール園が併設されている「犬山ローレライ麦酒館」（愛知県）や、自家製酵母パン専門店のある「RVパークこころ屋」（長野県）、桟橋から釣りが楽しめる「RVパークねやフィッシングパーク太公望」（石川県）など、個性豊かなRVパークが続々とオープンしている。
RVパーク伊香保：http://www.kurumatabi.com/park/rvpark/655.html 
RVパーク一覧：
http://www.kurumatabi.com/rvpark/list.html
開催概要
イベント名：東京キャンピングカーショー2016
会期：7月2日(土) ・7月3日(日) 10:00～17:00
会場：東京ビッグサイト 東６ホール （東京都江東区有明3-11-1）
出展内容：
キャンピングカーの展示・販売、メーカー情報コーナー、各種物販、アウトドア用品の展示・販売、チビッコプレイコーナー他
入場者数：21,888名（2015年／2日間実施実績）
主催：東京キャンピングカーショー2016実行委員会
後援：テレビ東京
協力：オートキャンパー、ガルヴィ、キャンプカーマガジン、カーネル
入場料
当日券：
一般（高校生以上）1,000円 ■小人（小・中学生）600円
前売券：
一般（高校生以上）800円 ■小人（小・中学生）500円
※ペットケア費（ペット同伴の方は1頭500円）
※未就学児童無料
※障がい者手帳のご提示でご本人様と付き添いの1名様無料
※くるま旅クラブのイベント入場チケット引換券提出で2名様まで無料（会期中1回限り）
主催者情報
名称：東京キャンピングカーショー2016実行委員会
（一般社団法人日本RV協会／トレードショーオーガナイザーズ株式会社）
所在地：東京都渋谷区神宮前5-47-11青山学院Astudio3F（株式会社TSOイノベント内）