帝人フロンティア株式会社（本社：大阪市中央区、社長：日光 信二）は4月8日、自動車資材事業における初めての米州拠点として、メキシコに「TEIJIN FRONTIER MEXICO S.A. DE C.V.」を設立し、本格的に事業展開を実施していくと発表した。
帝人フロンティアは傘下に産業資材部門を持ち、国内外の自動車関連メーカーに対して、持ち前の資材調達力と加工技術を背景に、タイヤ・ホース・伝動ベルト等の補強材料（原糸・原綿）、エアバッグ・シートベルト等の安全部品用資材、カーシート部材（ファブリックおよび関連製品）などを供給している。
また主力である自動車関連資材においては、地産地消ビジネスに対応すべく、日本・中国・アセアン・北米での四極体制によるサプライチェーンの強化を図ると共に、生産拠点の拡大を鋭意進めている。
同社は、今回メキシコに開設した新会社を、車輌資材事業における北米市場に向けた製造販売拠点と位置付け、カーシート、ゴム資材、エアバッグなどの自動車部材の市場調査をはじめとするマーケティング活動、および一部の販売活動を開始する。
そして、メキシコに生産拠点を置く日系をはじめとする自動車メーカーに向けてこれらの自動車部材を供給することにより、北米市場での販売拡大を推進していく構え。
【「TEIJIN FRONTIER MEXICO S.A. DE C.V.」概要 】
会社名 TEIJIN FRONTIER MEXICO S.A. DE C.V.
代表者 代表取締役社長 山崎 敦史
設立 2016年2月3日
営業開始 2016年7月中旬（予定）
資本金 12百万円
所在地 Polanco, Mexico City（予定）
従業員数 4名
事業内容
カーシート、ゴム資材、エアバッグなどの自動車部材の市場調査、および製造販売