2016年3月3日(木)からスイス・ジュネーヴで一般公開されるSalon International de l’Auto(サロン・アンテルナショナル・ド・ロト)こと「ジュネーブモーターショー2016」、同ショーに於いてシトロエンは、「エネルギッシュ」と「フレッシュ」をブーステーマに据えた。
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かつて欧州地域に於いて、自動車の大量生産体制を初導入したシトロエンは、創業以来、自動車ユーザーの多様なライフスタイルを超えて、誰もが等しく満足感を得られるクルマ造りを目指してきた。
それはクルマというハードウェア自体の仕立てのみならず、サービス体制やディーラーネットワークも含み、ユーザーがクルマを手にした瞬間から最後の1日まで、愉しく、手間の掛からない乗車体験の提供が永遠の目的だ。
それこそが他メーカーとは一線を画すシトロエン独自のスタンスであり、その果てしない夢の実現は今日に至っている。
今回の数々の出展車両も、これを前提として、シトロエンが培ってきた夢の帰結であり、クルマとの付き合い方に対するシトロエンの回答でもある。
これを踏まえ、出展エリアは、エネルギッシュ&フレッシュな幸福感を満たす演出がなされ、その中心にはフレンドリーコンセプトを打ち出した「Citroe¨n SpaceTourer(シトロエン・スペースツアラー)」が配される。
また今回ブースの主役に立つのは、上記車両をベースにジュネーブショー専用のコンセプトカーに仕立てた「Citroe¨n SpaceTourer Hyphen Concept(シトロエン・スペースツアラー・ハイフン・コンセプト)」となっている。
なおこのクルマは、フランスの若手ポップロックグループHyphen Hyphen(ハイフン-ハイフン)とのコラボレーションにより創られたモデルである。
この「Citroe¨n SpaceTourer Hyphen Concept」は、“つながり”をテーマに開発され、「家族同志のつながり」、「MPVとSUVとのつながり」、そして「都会からオープンスペース至るつながり」など、いずれもふたつのファクターとの「- つながり -」が開発テーマとなっている。
クルマは開放的な室内空間を備え、アドベンチャーニーズを満たす躍動的な4x4車という位置付け。
フレッシュかつカラフル、シンプルで使いやすいという特徴を持ち、今ブースの基軸となる「幸福感」と「レジャー感、楽しさ」を強調づけたものとなっている。
またこの2台は、3月1日・午前9時30分からのプレスカンファレンスに於いてミュージカル仕立てという一風変わった手法で発表される予定だ。
併せて、昨年秋に登場したユニークかつモダンな100%電動4人乗りコンバーチブル「Citroe¨n E-MEHARI」は今回、装いも新たにフランスのファッションブランドとのコラボレーションを取り入れたコンセプトカーとなって再登場する。
さらに、サーフブランドRip Curlとのパートナーシップで創られたアウトドア仕様の特別仕様車「Citroe¨n C4 Cactus Rip Curl(C4カクタス・リップカール)」も初お披露目となる。
また単色ホワイトフレームが都会的な雰囲気を特徴づける「Citroe¨n C4 Cactus “W”」は新しいエレガンスをまとって登場する。
その他、C4 Picasso、C1、C4あるいはBerlingoなど快適性、利便性、そしてテクノロジーを取り入れた製品郡に加え、2015エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞した3気筒ガソリンエンジンPureTechや、新世代3Dナビゲーションは各接続サービスと組み合わせることができる「Citroe¨n Connect Nav」も出展される予定だ。
最後にモータースポーツ領域では、3回目のWTCC世界タイトルを目指すべくC-Elyse´e WTCCの2016年度カラーが公開される。