曙ブレーキ製品、日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカーに採用


曙ブレーキ工業株式会社(本店:東京都中央区、本社:埼玉県羽生市、代表取締役社長:信元久隆)は、先の11月6日の日本カー・オブ・ザ・イヤー2015-2016の発表を受けて、同賞典のベスト10に選出されたモデルの内、4台に曙ブレーキ工業製のブレーキ製品が採用されていると発表した。

同社リリースによる対象車種と採用製品は以下の通り。

– 富士重工業株式会社
スバル レガシィ アウトバック/レガシィB4
フロント: ブレーキパッド

– トヨタ自動車株式会社
シエンタ
リア: ブレーキパッド

– 日産自動車株式会社
エクストレイル ハイブリッド
フロント: ブレーキキャリパーおよびブレーキパッド
リア: ブレーキキャリパーおよびブレーキパッド

– マツダ株式会社 マツダ ロードスター
リア: ブレーキパッド
(日本カーオブザイヤー2015-1016 ノミネート順)

曙ブレーキ工業では、「当社は1929年の創業以来『安全』・『安心』を提供するグローバルなブレーキ専業メーカーとして社会に貢献しています。

ブレーキ製品の中でも、ディスクブレーキパッドのシェアは日本で約40%を占めています。

また、自動二輪から、フォークリフトなどの産業機械、鉄道車両にまで事業領域を拡大しており、そのひとつとして日本が誇る新幹線にブレーキシステムを供給し、約半数のシェアを獲得しています」と述べている。

ちなみに日本カー・オブ・ザ・イヤー< http://www.jcoty.org/ >は、一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤー(CAR OF THE YEAR JAPAN・1980年に第1回授与開始)が主催している。

選考の目的は「市販を前提として、日本国内で発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを選定し、そのクルマに日本カー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを与え、その開発・製造事業者を称えることにより、一層の性能・品質・安全の向上を促すと共に業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与する」としている。

なお実行委員は、発行、発売、制作、放送する法人に属する常勤役員または正社員が運営の任にあたっている。

また選考委員は、実行委員から実行委員会に推薦された候補者の中から実行委員の投票により上位60名の中に入り、且つ実行委員会の過半数の信任を得た者が選任されるとしている。

日本国内に於けるいわゆる「カー・オブ・ザ・イヤー」には、他に『RJCカー・オブ・ザ・イヤー< http://www.npo-rjc.jp/ >』、『自動車殿堂カー・オブ・ザ・イヤー< http://www.jahfa.jp/ >』がある。

RJCカー・オブ・ザ・イヤーは、NPO法人・日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC; Automotive Researchers’ & Journalists’ Conference of Japan、1990年4月設立)が主催しており、自動車殿堂カー・オブ・ザ・イヤーは、特定非営利活動法人 日本自動車殿堂(Committee of Japan Automotive Hall of Fame・2001年11月14日法人登記)が主催している。

各組織共に選考委員の構成内容には個性があり、その評価や選考基準は、対象となる人および組織によって異なる。詳細は、各団体サイトの概要等を参照されたい。