世界ツーリングカー選手権(WTCC)は9月27日、1周4.603kmの上海国際サーキットで第10戦・中国ラウンド(2015 FIA世界ツーリングカー選手権シリーズ ROSNEFT 中国ラウンド)の予選並びに決勝が開催された。
セーフティーバリアの修復のため、レース当日朝に延期された予選は、ホセ・マリア・ロペスが、地元中国出身のマ・チンホワを0.114秒差で上回り、ポールポジションを獲得した。
3位はラーダのニッキー・カツバーグ。4位がセバスティアン・ローブ、5位がイヴァン・ミュラーとシトロエン・トータル勢が続いた。ホンダ勢ではガブリエル・タルキーニの8位が最上位となった。
続くレース1では、ホセ・マリア・ロペスがポールポジションからそのまま逃げ切って今季8勝目を挙げた。
ロペスと激突することが期待された地元のマ・チンホワは、スロースタートとなってしまい脱落。オープニングラップはアクシデントもあり、トム・コロネルのシボレーが撤収されるまで、セーフティーカーが導入された。
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ロペスが逃げ切ったのに続き、シトロエンの同僚であるイヴァン・ミュラーとセバスティアン・ローブが激しい2位争いを繰り広げ、ミュラーが2位、ローブが3位となった。表彰台を独占したシトロエンは、2年連続となるマニュファクチャラー選手権制覇をほぼ確かなものとした。
4位は、レース再開後に3位のローブにプレッシャーをかけたラーダ・スポーツ・ロスネフチのニッキー・カツバーグ。5位にはメフディ・ベナーニが入り、ヨコハマ・ドライバーズ選手権でトップとなった。6位は15位スタートだったホンダのノルベルト・ミケリスで、最終ラップでニコラ・ラピエールをとらえた。
マ・チンホワは8位につけていたが、ミケリスを抜こうとしてトラックから外れた。これにより、ホンダのチアゴ・モンテイロと、グレゴワール・ドゥムースティエを抜いたウーゴ・バレンテ(シボレー・クルーズ)が8位となる。
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だが、モンテイロはその後、残り3ラップでバレンテを巻き返して8位となった。ドゥムースティエはピットイン。ステファノ・ダステが10位に入った。
ロブ・ハフはオープニングラプでガブリエル・タルキーニと衝突してリタイヤ。トム・チルトンもモンテイロとの接触でシボレーの前部が損傷を負ってリタイヤしている。
ジョン・フィリッピはキャリア最高となる7位スタートだったが、1週目でスピンし、その後リタイヤという残念な結果に終わった。
レース2は、イヴァン・ミュラーが勝利。ホンダのガブリエル・タルキーニは8周耐えたが、ミュラーの追い上げをしのぐことができなかったが、タルキーニは0.025秒差でホセ・マリア・ロペスを抑え、2位の座を確保した。
これにより、ドライバーズ選手権では、残り4レースでロペスがミュラーに75ポイント差をつける結果となった。
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4位はセバスティアン・ローブ、5位はラーダのロブ・ハフ、6位はチアゴ・モンテイロ。ヨコハマ・ドライバーズ選手権の中で勝利したメフディ・ベナーニがこれに続いた。
地元出身のマ・チンホワは8位。ニコラ・ラピエールが9位、ジョン・フィリッピが10位と続いている。完走したドライバーは、ほかにノルベルト・ミケリスとグレゴワール・ドゥムースティエだった。
ポールポジションからスタートしたウーゴ・バレンテは、最初からリードを失い、最初のターンでワイドに流れたタルキーニの前に出ようと割り込んだが、タルキーニとの接触でバレンテが追いやられた。
後半挽回はしたものの、シボレーが損傷を負い、スピンしたバレンテはピットに戻ってリタイヤとなった。ニッキー・カツバーグも完走できず。トム・チルトンとトム・コロネルは、レース1でのダメージからスタートできなかった。
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