株式会社豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市、社長:大西 朗、以下、豊田自動織機)は、9月17日(木)から9月27日(日)までドイツ・フランクフルトで開催される「フランクフルト国際モーターショー」に初出展する。
ハイブリッド車(HV)・プラグインハイブリッド車(PHV)・電気自動車(EV)燃料電池自動車(FCV)向けパワーエレクトロニクス部品や、PHV・EVの普及に欠かせない充電インフラ製品を展示する。
豊田自動織機は環境負荷低減に貢献する当社の環境技術力をご紹介するとともに、このたびの出展を機に、欧州自動車市場向けに、これらの技術・製品の営業活動を拡充していく構え。
主な展示品は、以下の通り。
パワーエレクトロニクス部品
1)補機系部品
HV用バッテリーの高電圧を降圧し、ライトなど車載機器への電源供給や補機バッテリーへの充電を行う「DC-DCコンバーター」や、携帯機器の充電や災害時の非常用電源にも活用できる「ACインバーター」、プリウスPHV向けの「車載充電器」などを展示。
また、FCVのトヨタMIRAI搭載の水素循環ポンプ用インバーターを出品する。同製品はウォーターポンプのインバーターと一体にすることで小型軽量を実現している。
その他、エンジン車のアイドルストップ時にも、車載機器に安定した電圧を供給する「アイドルストップシステム用DC-DCコンバーター」を出品する。
2)走行系部品
「EV用パワートレインユニット」を参考出品する。インバーター、モーターなど機能部品を一体設計することで、レイアウトの最適化を図り、小型・軽量化を実現した。インバーターは、独自の直冷式の冷却構造と部品のモジュール化により、小型化を図っいる。
充電インフラ製品
当社はPHV・EVの普及に向け、充電インフラと車載充電器の開発に取り組んでおり、公共の場所への設置に適した「通信機能付充電スタンド」と、コンパクトな壁付けタイプの「家庭用充電装置」を展示する。
【展示製品・技術】
パワーエレクトロニクス製品
・DC-DCコンバーター(トヨタ プリウス、アクア、LEXUS CT200h搭載)
・電動パワステ用DC-DCコンバーター
・100W/150W/400W/1500W ACインバーター
・PCU冷却器(トヨタ プリウス・プリウスα搭載)
・アイドルストップシステム用DC-DCコンバーター
・水素循環ポンプ用インバーター
・電動コンプレッサー用インバーター
・走行用インバーター
・EV用パワートレインユニット【参考出品】
PHV・EV用充電システム
・通信機能付充電スタンド EVC1-IC
・家庭用充電装置
・PHV用車載充電器 (トヨタ プリウスPHV搭載)