ブリヂストン、グローバル防災センターを設立


株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区京橋、代表取締役CEO 兼 取締役会長:津谷正明、以降、ブリヂストン)は、当社の安全宣言「安全はすべてに優先する」の防災視点でのメッセージをグループ従業員自らの心に刻ませるために、当社グループの従業員を対象とする「グローバル防災センター(Global Disaster Prevention Center)」を東京都小平市の当社研修施設であるブリヂストンG-MECビル内に設立した。

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開所式の様子。左から津谷正明 代表取締役CEO、石橋秀一 専務執行役員 グループ・グローバルCQMO ・CSR管掌

グローバル防災センターは、2003年9月8日に発生させた栃木工場火災など、忘れてはならない防災事故の原点を振り返るための教育・研修拠点である。

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グローバル防災センターイメージ図

センター内では、過去の火災の事実を語り「意識に繋げる研修」、「静電気/粉じん爆発等を体感することが出来る体感機を使用して、火の怖さの教訓を行動に繋げる研修」、また、「火災の残存機材や設備の模型を使った未然防止・早期発見に繋げる研修」などを行っていく。

火災事例については、日本だけでなく海外事例も取り込み、グローバルで研修できる環境を整えている。

なお、来年度以降、「火災」に加えて東日本大震災で得た教訓を基に、「自然災害」に関するテーマを追加し、「グローバル防災センター」の充実を図っていくことを計画している。

同社グループの「安全宣言」について
当社グループは、「安全宣言」として「安全はすべてに優先する」「安全は私たちブリヂストンの企業経営の基盤です。安全な職場で安心して働くために一人ひとりが実践します」を制定している。

また、同社グループの統一的な活動として「ブリヂストン共通安全規定項目」に定めた活動(「3S(整理・整頓・清掃)」「KY(危険予知)」「RA(リスクアセスメント)」「安全ルール」)を推進し、グループ全従業員が、労働安全・衛生・防災活動に継続的に取り組んでいくことを目指している。