トヨタ、米ラスベガスで新型プリウスを世界初公開


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欧州では、フランクフルトモーターショーに出展

トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下、トヨタ)は、9月8日(米国現地時間)米国ネバダ州・ラスベガスにおいて新型プリウスを世界初披露し、大胆に変化した先進のスタイルを公開した。

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プリウスは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車として発売以来、優れた環境性能をはじめとするクルマの先進性により、世界におけるハイブリッド車の普及促進に貢献してきた。

日本をはじめ北米を中心に世界約80の国・地域で販売し、累計販売台数は350万台を超えている(2015年7月末時点)。

4代目となる新型プリウスは、トヨタ自動車が推進する「もっといいクルマづくり」の思想のもと、PRIUS(先駆けの意)の持つ名のとおり、ハイブリッド技術にさらなる磨きを掛けた。toyota-the-world-premiere-of-the-new-prius-in-the-us-las-vegas20150910-5

加えて「Toyota New Global Architecture(*)」(以下、TNGA)を初めて取り入れ、「優れた環境性能」はもとより、ハイブリッドシステムの軽量・コンパクト化やボディの高剛性化を図り、「洗練された低重心のスタイル」や「走る楽しさ」のより高いレベルでの実現に向け開発を進めてきた。

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なお、新型プリウスは、2015年年末から日本で販売を始め、順次世界各国・各地域での発売を予定している。
(*)トヨタが全社を挙げて取り組む、クルマづくりの構造改革。パワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、一体的に新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す。

【新型プリウスの主な特徴】
低重心パッケージによる、スタイルの良さ
プリウスの象徴であるトライアングルシルエットのデザインを継承しつつ、TNGAによる低重心パッケージを融合させ、先進的でエモーショナルなデザインを実現。ルーフの頂点を20mm低くするとともに前出しし、また、エンジンフードも低く抑えることで、よりスタイリッシュなシルエットを実現。

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さらに優れた低燃費を実現する、進化したハイブリッドシステム
熱効率を40%以上に高めたエンジン、トランスアクスル、モーター、電池といった各ユニットを、よりコンパクトに、そして軽量化し、優れた低燃費を実現した。

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TNGAがもたらす、走る楽しさ
ボディ剛性強化、パワートレーンユニットの低重心・低配置化などにより、操縦安定性・乗り心地が向上した。

最先端の安全装備を採用
ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、総合的な制御により、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用している。

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プリウス(北米仕様)主要諸元 : [ ]内は従来型との寸法差
全長(mm):4,540 [+60]
全幅(mm):1,760 [+15]
全高(mm):1,470 [-20]
ホイールベース(mm):2,700 [±0]