ボルボ・カー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木村 隆之)の7人乗りフラッグシップSUV「VOLVO XC90」が、NPO法人日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(略称:RJC)主催の、今年最も優れた輸入車に与えられる賞である「2017年次RJCカーオブザイヤー・インポート」を受賞した。
XC90の受賞理由について、RJCでは次のようにコメントしている。
「巨額の開発費を投じて順次全面改良される新世代ボルボの第1弾。2ℓ4気筒をシリーズ全車で共用しつつ、過給機の数やプラグインハイブリッドシステムの有無を適宜組み合わせ、広域なレンジの展開に成功した。伝統の安全設計は一段と強化され、一部自動運転の要素を含むに至った。車格に相応しい高級感や居住性、静粛性の向上も著しく、高く評価した。」
なおボルボの受賞は2014年のV40以来、通算4回目となった。
またボルボによると、XC90は、ボルボ・カーズの次世代プラットフォームであるスケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)と次世代パワートレーン、ドライブ・イー(DRIVE-E)を採用した次世代ボルボブランドの幕開けとなる車だと云う。
日本では1月の発表以来、当初の販売計画台数の約2倍となる受注を獲得しており、XC90はこれまでに世界中で60を超える賞を受賞しており、日本でも公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれるなど、国内外で高い評価を獲得しているとしている。
加えてボルボブランドならではの高い安全性を備え、世界初のランオフロード・プロテクション(道路逸脱事故時保護システム)、右直時対向車検知機能等、世界最高水準の全方位的な先進安全機能を標準装備していると謳っている。
Quotation:特定非営利活動法人・自動車研究者ジャーナリスト会議