日商エレ×エコモット、IoT事業で協業。クラウド車両運行サービス「くるま-i」2を提供開始


日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡村 昌一、以下 日商エレ)とエコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下 エコモット)はIoT事業において協業し、新サービス「くるま-i」2の提供を開始する。

https://www.youtube.com/watch?v=81ndgN5ShoI&feature=youtu.be

これは両社の協業第一弾となるもので、日商エレの車両運行管理テレマティクスサービス「くるま-i」に、エコモットのIoTクラウドプラットフォーム「FASTIO(ファスティオ)」を導入する新サービスで4月1日より運用開始となる。

この「くるま-i」の最大の特長は2つ。一つ目はヒヤリハット発生時の動画送信機能で、ドライバーの危険な運転動画を遠隔地から閲覧することができる。

2つ目は「データ分析サービス」で、車両/ドライバーごとの運転情報をさまざまな切り口から傾向を分析する。

これらにより「くるま-i」2は、そういった収集データを経営や安全管理により活用しやすくするため、ユーザビリティを大幅に改善した。

「くるま-i」2のリニューアル内容
共有車の管理機能強化:共有車両の予約機能により、ドライバーの特定が容易になった。
リアルタイム通知機能:急挙動、速度超過などの情報を管理者に即時通知する。
動態監視機能の強化:走行中、停止中の他、長期非稼働車両のデータも閲覧可能。保有台数の適正化に役立つ。
使い勝手の改善:登録部署ごとのハザードマップが参照可能。検索のバリエーションを広げた。

両社は今「後テレマティクスサービスのみならず、エコモットが得意とする遠隔監視システムなど、IoTを活用した新たな付加価値創造サービスの提供も視野に協業を進めます」と述べている。

なお「くるま-i」とは、測定機器を装着した車両の位置・運転情報をGPSと連動して収集し、各車両の運行状況を顧客に知らせるテレマティクスサービス。

事故やコスト削減を目的に運送会社や自動車レンタル会社など、車両を保有するすべての企業を対象に日本全国約10,000台に導入されている。

「くるま-i」の紹介動画
https://youtu.be/81ndgN5ShoI
「くるま-i」の紹介ページ
https://www.nissho-ele.co.jp/solution/tmc_kuruma-i/index.html

一方、日商エレクトロニクスは、世界の最先端技術やビジネスモデルの発掘を行うことで、競争力のあるユニークなソリューション・サービスを提供している。日商エレの詳細:https://www.nissho-ele.co.jp/

エコモットは、札幌に本社を持つIoT専業ソリューション・プロバイダー。ロードヒーティング、建設、防災・減災などのバーティカル市場に向けたIoTビジネスにおける長期運用実績に特徴がある。

各種ソリューションビジネスで培ったノウハウを基にIoTプラットフォーム「FASTIO」を展開し、IoTをビジネスに利用する際に生じるユーザー負担を大きく軽減しながら、データを収集・分析することで生まれる価値の提供に集中することが可能なプラットフォーム環境を提供している。

エコモットの詳細
http://www.ecomott.co.jp/