日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は1月26日、フロントに縦置きトーションバースプリングのダブルウィッシュボーン式サスペンションを備え、リアにリーフスプリングのリジッド式サスペンションを備えた1.2BOX型トランスポーターの「NV350キャラバン」の一部仕様を改良し、小型貨物車4ナンバーバンクラスで初めてエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を採用したグレードを追加設定。仕様を一部改めた現行E26型5代目改良版を、2月23日より全国一斉に発売する。
https://www.youtube.com/watch?v=WDneGRsTvOY
今回の一部仕様向上では、NV350キャラバンの主要グレードに、クラス初となる自動ブレーキと、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)、ヒルスタートアシストを搭載した「エマージェンシーブレーキパッケージ」を新たに設定し、安全性を向上させている。
また、新色となるダークブルーを新たに採用したほか、GX系グレードの一部及びEXパックにもホワイトを設定し、利用ユーザーの要望に対して、より広く応えられるカラーバリエーションとした。
なお「NV350キャラバン」は、「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」による減税措置により、自動車取得税及び自動車重量税が一部の車型、グレードで減税となる。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=9&v=xX0VLtJ7uB4
オーテックからは、NV350のカスタム車並びに福祉車両が発売へ
また併せて、日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:宮谷 正一)は、日産自動車による「NV350キャラバン」の一部仕様向上にあわせ、カスタムカーの「ライダー」シリーズと、「ライフケアビークル(LV)*1」シリーズを一部仕様向上し、日産の販売会社を通じて2月23日より全国一斉に発売する。
NV350キャラバン「ライダー」は、仕事でもプライベートでもこだわりの一台を求める層のためのカスタムカー。エルグランド等で人気のライダーシリーズのイメージを踏襲した専用のフロントマスクを採用することで、より力強く存在感のあるデザインとした。
本革巻ステアリングや、防水シート地などが装備される「インテリアパッケージ」も設定し、機能性と上質感の両立を求めるニーズにも対応している。
また、NV350キャラバン「ライフケアビークル(LV)」シリーズは、ベース車の室内の広さや、スライドドア開口高を活かし、主に福祉施設・病院の送迎用、福祉・介護タクシーのニーズに応える。
全車、取り回しの良い1.7m未満の車幅で、バックビューモニターを標準装備とする(スーパーロングボディ車)など、運転者にとっての扱い易さにも配慮している。
今回の一部仕様向上ではベース車と同様に、「ライダー」シリーズの主要グレード*2に自動ブレーキとVDC(ビークルダイナミクスコントロール)を搭載した「エマージェンシーブレーキ パッケージ」を新設定。
また、「ライフケアビークル(LV)」シリーズの「アンシャンテ 送迎タイプ」に、新色となるダークブルーを新たに採用したほか、GX系グレード及びEXパックにもホワイトを設定した。
NV350キャラバン「ライダー」シリーズ、「ライフケアビークル(LV)」シリーズは、「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」による減税措置*3で、自動車取得税及び自動車重量税が一部の車型、グレードで減税となる。
*1 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいる。
*2バン 2WD ロングボディ 低床 AT車
*3 エコカー減税の詳細については、「『NV350キャラバン』エコカー減税サイト」を参照されたい。
< http://biz.nissan.co.jp/SELECT/tax.html#NV350 >