国土交通省、バスタ新宿オープンから1か月の利用状況を公表


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国土交通省は、道路事業(国道20号)で基盤整備を行い、民間バスターミナル会社が施設運営を行う官民連携による事業で、4月4日にオープンしたバスタ新宿のオープンから1か月の利用状況を公表した。

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その概要は以下の通り。

(1)バスタ新宿 オープン1ヶ月※の平均利用者数(※平成28年4月4日~5月3日)
– 1日平均で約2万人が利用。
・この数値は成田国際空港の国内線利用客に匹敵する人数。
・現在約1,200便が発着しており1便あたり平均約20人が乗車。
・お盆時期迄には1,625便が発着予定。
・ピーク時には約4万人が利用する見込み。
・1ヶ月で延べ約58万人が利用した。

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(2)JR新宿駅から高速バス停への乗換え時間が大幅短縮
– オープン前 最大約14分が ⇒ オープン後 約1分に
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(3)国道20号の渋滞緩和
国道で待機するタクシーをバスタ新宿に集約したことにより、国道20号の渋滞が大幅に緩和。
西新宿一丁目交差点(四谷方面)の渋滞長が大幅に短縮。
オープン前 140m ⇒ オープン後 ゼロに。ministry-of-land-infrastructure-and-transport-announced-the-availability-of-one-month-from-busta-shinjuku-open20160523-10

 

(4)バスタ新宿を発着するバス利用者数
・オープンから1ヶ月間の利用者数は、1日あたり平均約2万人、累計利用者数は約58万人/月。
・地域別の利用者数は、山梨・長野、富士山方面、関東が多い。 ・高速バスの利用目的は、観光レジャーが38%、帰省が35%。
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(5)乗り換え利便性の向上
新宿駅と「バスタ新宿」が直結し、飛躍的に利便性が向上した。 ・「バスタ新宿」で待ち時間も快適に。
・高速バス施設の利用に係る満足度が向上
これまでの高速バス施設は、バス停が19カ所に点在し、施設のバリアフリーや鉄道との乗り継ぎ等に 課題があったが「バスタ新宿」のオープンにより、飛躍的に利便性が向上した。
<高速バス施設の満足度も飛躍的に向上した>ministry-of-land-infrastructure-and-transport-announced-the-availability-of-one-month-from-busta-shinjuku-open20160523-3