「ニューヨーク国際自動車ショー」に出品、搭載エンジンは「SKYACTIV-G 1.5」と「SKYACTIV-G 2.0」
マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)は3月23日、「Mazda MX-5 RF(※1)(日本名:マツダ ロードスター RF)」を世界初公開した。
同車は、3月25日から4月3日まで開催されるニューヨーク国際自動車ショー(※2)に出品される。
「MX-5 RF」は、MX-5が26年間一貫して守り続けてきた「Lots of Fun」の価値を体現し、「オープンカーの楽しさを身近なものにする」という先代のリトラクタブルハードトップモデルが目指した価値を引き継ぎつつも、新たにオープンモデルにはない価値を持たせ、MX-5ファミリーとしてのラインナップの充実を図った。
結果「MX-5 RF」は、ルーフからリアエンドまでなだらかに傾斜するルーフラインを特長とするファストバックスタイルとしている。
トップの解放は独自のリアルーフ形状と、開閉できるバックウィンドーを組み合わせた新しいオープンエア感覚の訴求を主眼に置いた。
ちなみにこの電動ルーフは、10km/h以下での走行中開閉を可能とするフル電動式されている。また限られたスペースにコンパクトかつ効率的に収納できる構造とし、ファストバックスタイルのデザイン実現に併せて、ソフトトップモデルと同じ荷室容量を実現している。
搭載ユニットは、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」と「SKYACTIV-G 2.0」の2種が用意されており、各国の市場毎に適切なラインアップで展開するとしている。今回、公開される米国に於いては、北米仕様車として「SKYACTIV-G 2.0」搭載モデルが選ばれている。
■ニューヨーク国際自動車ショーにおけるマツダの出品一覧
– 参考出品車 Mazda MX-5 RF [世界初公開]
– 市販予定車 Mazda CX-9
– 市販車 Mazda6(アテンザ)、Mazda3(アクセラ)、Mazda CX-5、Mazda CX-3、Mazda MX-5
– 技術展示 SKYACTIV-G 2.0ガソリンエンジン、SKYACTIV-G 2.5ガソリンエンジン、SKYACTIV-G 2.5T 直噴ガソリンターボエンジン
(※1)「RF」とは、Retractable Fastbackの略。リトラクタブルハードトップの「R」とデザインの特長であるファストバックスタイルの「F」を表す。
(※2) 正式名称は「New York International Auto Show」。プレスデーは3月23日および24日、一般公開日は3月25日から4月3日まで。マツダのプレスカンファレンスは、3月24日(木)11:20-11:45(現地時間)に実施される予定。