マツダ、「魂動」を表現したフレグランスがドイツiFデザインアワード2017金賞を獲得


資生堂がマツダのデザイン思想をフレグランス「SOUL of MOTION」で表現

マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道 以下、マツダ)は3月10日(独逸時間)にドイツ・ミュンヘン市で開催されたドイツのデザイン賞「iFデザインアワード2017」に於いて、株式会社資生堂(以下、資生堂)がマツダのデザインテーマ「魂動」を表現したフレグランス「SOUL of MOTION」がパッケージ部門の金賞を受賞したと発表した。

「iFデザインアワード」は、「iFインターナショナル・フォーラム・デザイン(iF International Forum Design GmbH)」が主催し、全世界の製品やサービス等を対象に優れたデザインを選定する世界的に権威のあるデザイン賞である。

同賞典は、「プロダクト」・「パッケージ」・「コミュニケーション」・「建築」・「インテリア/内装建築」・「サービスデザイン」・「プロフェッショナルコンセプト」の7つの部門で構成されている。

選考委員は、約60名のデザイン専門家によって構成され、年に一度、各賞を選出する。また本年度は、59か国から5,500点を超える応募があった。

フレグランス「SOUL of MOTION」は、生命感をカタチにするというマツダのデザインテーマ「魂動」を、資生堂のクリエイターが香りとボトルデザインで表現することに挑戦したアート作品となった。

左から、マツダ 常務執行役員 前田育男氏、資生堂 宣伝・デザイン部 アートディレクター 川合加奈子氏、資生堂 宣伝・デザイン部 デザイナー 村岡明氏、iFインターナショナル・フォーラム・デザインCEO Ralph Wiegmann(ラルフ ウェイグマン)氏。

資生堂、マツダのデザインチーム共同で企画を練り、“香りを芸術まで高めたい”という資生堂の初代社長から受け継がれる精神と、“クルマはアート”とするマツダデザインの志が共鳴し誕生したもの。

審査員からは「マツダのデザインコンセプト『魂動』が独創的に表現されており、フォルムと機能に純粋さと調和性を備えた外カバーはそれ自体が芸術品(アート)のようである」という評価を受けた。

これを受けて資生堂の宣伝・デザイン部 チーフクリエイティブディレクター 信藤 洋二(のぶとう ようじ)氏は、「このたびは『iFデザインアワード2017(パッケージ部門)』金賞という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思っています。

マツダと資生堂がお互いに持ち合わせている『日本の美意識』を昇華し、現在進行形の思想・哲学をイメージするプロダクトを共創できたこと、そして、その結果を世界で認めていただけたことに大きな喜びを感じています」と語っている。

一方、マツダのデザイン・ブランドスタイルを担当する常務執行役員 前田育男(まえだ いくお)氏は、「老舗のブランドとして様々なチャレンジを行いながらも、美に対して徹底的にこだわる独自のものづくりのスタイルを守り抜かれている資生堂と一緒にものづくりに挑戦できたことは本当に光栄なことでした。

そして、この挑戦から生まれたフレグランスが名誉ある賞をいただいたことは、私たちにとっても大きな喜びです」と述べた。

なおこのアワード受賞を記念し、マツダよりフレグランス「SOUL of MOTION」を抽選で15名の方に進呈する。具体的には3月14日(火)から3月20日(月)まで、マツダ公式ブログにて募集を行う。

フレグランス「SOUL of MOTION」の進呈ついて
http://blog.mazda.com/archive/20170314_01.html 
募集期間 3月14日(火)11:00~3月20日(月)24:00