ランドローバー レンジローバーイヴォーク他、リコールの届出。トランスミッション制御の不具合


ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:マグナス・ハンソン/Magnus Hansson)から平成28年5月13日、国土交通大臣に対して、動力伝達装置 (トランスミッションコントロールモジュール)に関して下記の通りリコールの届出があった。

リコール届出日:平成28年5月13日
リコール届出番号:外-2332
リコール開始日:平成28年 5月13日

届出者の氏名又は名称:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
製作者名: 株式会社ジャガー・ランドローバー・リミテッド
代表取締役:ハンソン・マグナス・ユタカ
製 作 国:英国
問い合わせ先:ランドローバーお客様相談室0120-92-2992

不具合の部位 (部品名) :動力伝達装置 (トランスミッションコントロールモジュール)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(ケース1)トランスミッションコントロールモジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、車両が停止する直前にギヤセレクターを前進から後進に変更すると、当該モジュールがトランスミッション内部の油圧の変化を異常として検知することがある。そのため、警告灯が点灯し、ギヤセレクターが後進の状態でギヤがニュートラルに切り替わり走行できなくなるおそれがある。
(ケース2)トランスミッションコントロールモジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、クラッチ板を作動させるソレノイドの電流値が異常として検知することがある。そのため、走行中に警告灯が点灯し、ギヤがニュートラルになり走行できなくなるおそれがある。

改善措置の内容:全車両、トランスミッションコントロールモジュールの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合件数:(ケース1)7件、(ケース2)1件
事故の有無:なし
発見の動機:市場からの情報、および国土交通省からの指摘による。

自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者: 電話又はダイレクトメールで通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌等へ掲載する。
・改善実施済車には、運転席側ドアロックストライカー付近に外-2332のステッカーを貼付する。

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