出光興産と昭和シェル石油、統合会社発足日を変更。当初予定の合併時期遠退く


出光興産株式会社(東京都千代田区丸の内三丁目 1 番 1 号:代表取締役社長:月岡 隆、以下「出光興産」)と、昭和シェル石油株式会社(東京都港区台場二丁目 3 番 2 号:代表取締役社長グループ CEO:亀岡 剛、以下「昭和シェル」)双方の経営陣は、先の2015年11月12日付で公表した通り、両社合併を基本方針とする経営統合作業を精力的に進めてきた。

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ただ、この経営統合に関して両社は、より多くのステークホルダーからの賛同を得てスタートすべきと考えている。しかし実際には現時点に於いては、出光側の大株主の意向を筆頭に、経営統合を建設的に進める環境が未だ整っていないのが現状だ。

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このような状況下で、両社は上記の課題となっているステークホルダー各位との協議に充分な時間を確保するため、両社臨時株主総会を経て、来る2017年4月1日を合併の効力発生日とする事、及び、変更後の合併時期を、現時点で明示することは適切ではないと判断した。

以上を踏まえ両社は10月13日、両社の競争力を高めるための経営統合について協議を継続していくものの、統合会社発足日(合併効力発生日)を当初予定の2017年4月1日から、時期が明確になり次第、速やかに公表していくと云う形に変更した。

なお出光興産と昭和シェル石油の両社は、今後新たに開示事項が生じた際、速やかにその内容を逐次報告していくと述べている。

以上を前提に、統合会社発足日(合併効力発生日)を変更する。
変更前:2017 年 4 月 1 日(当初予定)
変更後:未定