京都大学発のベンチャー企業で、スポーツカータイプの電気自動車(EV)量産化に日本で初めて成功したGLM株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:小間 裕康、以下GLM社)は、来る11月25日から26日の2日間、香港随一の高級ホテル「The Upper House(ザ・アッパー・ハウス)」のエントランスをジャックし、開発中の次世代EVスーパーカー「GML-G4」と、量産スポーツEV「トミーカイラZZ」の展示イベントを実施する。
同社によるとGLM社自身が国外に於いて主催となって、大規模プロモーションを展開するのは初の試みとの事で、同イベントを起爆剤にイベント開催地の香港のみならず、アジア全域でのGLM社の存在感を高める狙いがあると云う。
具体的には、「アジアの経済・金融・物流の中心地として世界から注目を集める香港が、中国進出の足掛かりとして大きな役割を果たします。
また香港は、世界の中でもEVへの関心が特に高く、最近は米国のEVセダンが人気を集めています。
当社は「EVスーパーカー」や「スポーツEV」といった、それらとは異なるジャンルの車で、今後のEVの可能性を提示し、本告で独自のポジションを築きたい考えです」と述べている。
なおこれを踏まえ、同イベントの招待制となるセッションでは、同社代表取締役社長の小間裕康氏自らがGLM社の事業戦略を香港在住の事業会社並びに期間投資家に向けて発信。
さらに一般向けイベントのセッションでは、2台の車両展示と概要説明を行う二部構成で展開していく予定であると云う。
なおこのイベント開催に先駆けて実施した「トミーカイラZZ」のチャリティオークションでも同社の車両に対する香港当地に於ける注目度は高く、98万香港ドル(約1千400万円余り)で車両落札されている。