ダイハツ、２０１５年７月の生産・販売・輸出実績を発表

国内の軽自動車生産の落ち込みが大きく、グローバル生産・販売共に減少

ダイハツ工業株式会社（本社：大阪府池田市、社長：三井正則、以下、ダイハツ）は、２０１５年７月の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

その発表数値によると、グローバル生産は、８万３６４２台・前年同月比−１８．０％と、国内、海外共に減少し、７ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

その内訳は、国内生産合計で５万２４２７台と、前年同月比−２１．３％減となっている。この数値は、前年同期増減率に於いても、１−７月累計で−１１．７％の減少率だ。

中でも、軽自動車の落ち込みが大きく、登録車の１５６９台・＋２６．２％（１−７月累計でも前年同期増減率−１．９％）に対して、５万８５８台と−２２．２％の減少となっている。

この数値により、７ヶ月連続で国内生産は、前年同月実績を下回ったことになる。また海外生産分に関しては、インドネシアで生産量が減少したことにより、３万１２１５台・前年同月比−１２．０％となり、２ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

一方、実績数値を販売面から辿ると、国内販売は、軽自動車４万３０８８台・前年同月比−１１．０％、登録車は１７５台・前年同月比−１９．０と共に減少し、国内販売合計値は４万３２６３台・前年同月比−１１．０％と、７ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

海外販売に転じると、インドネシア、マレーシア共に減少し、３万９４０台・前年同月比−１４．８％と、２ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

これら上記を踏まえたグローバル販売実績は、国内４万３２６３台・前年同月比−１１．０％、海外分３万９４０台・前年同月比−１４．８％と共に減少し、７万４２０３台・前年同月比−１２．７％と４ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

最後に輸出実績は、１１３８台・前年同月比＋５９．４％（１−７月累計での前年同期増減率＋１７．１％）となっている。

発表数値の詳細は以下の通り。