ポルシェAG（本社：ドイツ、シュトゥットガルト 社長：Dr.オリバー・ブルーメ）は、2015年1月から11月までの間に全世界で209,894台の車両を販売した。
これは2014年の同じ期間と比較した場合、24％増となる。ポルシェは昨年、世界中で合計189,849台の販売記録を樹立したばかりであったが、さらにその記録を更新する200,000台以上の車両を売り上げ、さらに同社歴史上初の数値を達成した。
ポルシェのセールスおよびマーケティング担当取締役を務めるデトレフ・フォン・プラテン氏は、「ポルシェ モデルの販売台数が200,000台を超えたことで、ポルシェはストラテジー2018の重要な目標を予定よりもかなり早く達成させました」と強調した。
また、従業員に対しては感謝の意を表すべく「全世界のポルシェの従業員は、こうした素晴らしい結果を実現させるために全員が協力してくれました。
未来を見据えたポルシェの製品、意欲あふれる従業員、そして世界中で活動しているポルシェの強力なセールスパートナーは、ポルシェが未来を意識した企業であることを明確に示しています」と語った。
上記の結果、ポルシェは11月に合計18,110台の新車を販売した。この販売実績に大きく貢献したのはカイエンで、2015年11月の販売台数は、前年同月比39％増となる6,579台となっている。
2015年1月から11月までの間に最も多く販売されたモデルもカイエンで、全世界では68,029台（14％増）が販売された。
また単一市場の中で、2015年1月から11月までに最も販売台数を伸ばしたのは中国で、54,302台がこの市場で販売された。
これは前年同期間の実績と比較した場合、34％増となる。中国のすぐ後に位置するのが米国で、販売台数は47,819台（9％増）を記録。欧州市場は30％の伸びを示しており、販売台数は70,509台となっている。