アウディジャパン、新型「Audi RS 3 Sportback」の受注を開始


Audi A3に対してトレッドを拡大。新開発の2.5ℓ直列5気筒エンジンは最高出力400PS、最大トルク480Nmを発揮。

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は6月21日、Audi A3シリーズのトップモデル「RS 3 Sportback」をフルモデルチェンジした。

発売は11月の予定。全国のAudi Sport店(26店舗、現時点)及びアウディ正規ディーラー(125店舗、現時点)を通じて受注を開始する。

Audi RS 3 Sportback は、Audi R8やRS 6など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がけるAudi Sport GmbHが開発したAudi A3シリーズのトップモデルである。

新開発の2.5ℓ直列5気筒の2.5 TFSIエンジンは、最高出力294kW(400PS)、最大トルク480Nmを発揮。これは市販モデルに搭載される5気筒エンジンとしては世界でもっともパワフルなものとなった。

アルミ合金製のクランクケースを採用することで、エンジン単体の重量を、従来型と比べ26kgの軽量化を実現。

これに7速Sトロニックトランスミッションとquattroフルタイム4WDシステムを組み合わせた。

またホイールセレクティブトルクコントロールなどインテリジェントな電子機構によりクルマの旋回能力を向上させ、ハンドリングをよりスムーズで安定したものにしている。

加えて絶大なトラクション性能を獲得しており、0-100km/h加速タイムは4.1秒。一方で環境性能も高め、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で100km走行あたり8.3ℓ(換算値 12.0km/l)となっている。

エクステリアでは、ハニカムメッシュの専用シングルフレームグリルを備え、グリル下部には左右のエアインレットを結ぶブレードを装着して、そこにquattroのロゴを配した。

標準モデルと比較するとフロントトレッドは20mm、リヤトレッドは14mm広くなり、それに伴いホイールアーチが外側へと張り出している。

車高も25mm低められており、よりワイド&ローな迫力あるスタイルとなった。

またインテリアもスポーティかつエレガントなもので、上質なブラックのナッパレザーを採用したスポーツシートを標準装備。

インフォテイメントシステムにおいても、MMIナビゲーション、バング&オルフセンサウンドシステム、そしてメーターパネル内に設置された12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとする様々な情報を表示できる専用のRS-view機能付き バーチャル コックピットを標準装備としている。

なおAudi RS 3 Sportbackは、最新安全技術とアシスタンスシステムも搭載した。

例えば、対向車や前走車に眩しさを感じさせないハイビームモードを持つマトリクスLEDヘッドライトやアウディプレセンス、アクティブレーンアシスト、サイドアシスト、トラフィックジャムアシスト、リヤクロストラフィックアシストなど。

これらアウディが開発した最新のアシスタンスシステムをフルレンジで標準搭載し、安全対策や快適性の面でも時代をリードするコンパクトカーの1台となっている。

モデル:Audi RS 3 Sportback
エンジン:2.5ℓ直列5気筒DOHCターボチャージャー400PS/480Nm
トランスミッション:7速 Sトロニック
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体予定価格(税込):7,670,000
※諸元は、すべて欧州仕様参考値。