アウディジャパン、新型Audi RS 5 Coupéの受注を開始


Audi Sport開発によるA5シリーズのトップモデル。Audi quattroを彷彿とさせるブリスターフェンダーは標準比で15mm拡大

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)はプレミアムスポーツクーペ Audi A5シリーズのトップモデル RS 5 Coupéをフルモデルチェンジした。

なお6月21日より、全国のAudi Sport店(26店舗、現時点)及びアウディ正規ディーラー(125店舗、現時点)を通じて受注を開始する。発売は9月下旬の予定。

Audi RS 5 Coupéは、Audi R8やRS 6など、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がけるAudi Sport GmbHが開発したAudi A5シリーズのトップモデル。

エンジンは先代の4.2ℓV8 DOHCに代えて、新開発の2.9ℓ V6 ツインターボエンジンを採用。最高出力は331kW(450PS)、最大トルクは先代比170Nmアップの600Nmを発揮する。

8速ティプトロニックトランミッションと、quattroフルタイム4WDシステムを組み合わせることにより、大パワーを確実に路面に伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現した。

0-100km/h加速は3.9 秒、最高速度は280km/hに到達する。一方で、アウディ独自の燃焼方式であるBサイクルを採用したエンジンは、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で100km走行あたり8.7ℓ(11.5km/ℓ)を達成している。

フロントサスペンションは、改良型の5リンク式となり、リヤも5リンク式を採用。これによりスポーティな走行特性と俊敏なハンドリングが得られると共に、快適性も大幅に向上させた。

なおDRC(ダイナミック・ライド・コントロール)付スポーツサスペンションプラスや、状況に応じて走行特性を調整可能とするアウディドライブセレクトも標準装備されている。

エクステリアでは、quattroのロゴを配した専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することで、RSモデルらしくスポーティさを強調。

標準装備のマトリクスLEDヘッドライトはカラーベゼルを採用し、他のグレードとの差別化を図った。

また伝説のマシンAudi quattroを彷彿とさせるブリスターフェンダーもRS 5 Coupéの特徴で、標準モデルに比べて全幅は15mm拡大した。

インテリアはスポーティかつエレガントなもので、ダイヤモンドステッチングが施されたファインナッパレザーのSスポーツシートや、アルミニウムレースアンスラサイトのデコラティブパネルを配する。

インフォテイメントシステムは最新のもので、メーターパネル内に設置された12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとする様々な情報を表示できるアウディバーチャルコックピットを標準装備。

アウディプレセンスシティ(歩行者検知機能付自動ブレーキ)、をはじめとし、数々の最新安全技術とアシスタンスシステムも搭載している。

モデル:Audi RS 5 Coupé
エンジン:2.9ℓV型6気筒DOHCターボ450PS/600Nm
トランスミッション:8速ティプトロニック
駆動方式:quattro
ステアリング:左/右
車両本体予定価格(税込):12,570,000