アイシン・エィ・ダブリュ、印マヒンドラ社に6速AT納入


同社、初のインド・カーメーカーとの納入取引開始

アイシン・エィ・ダブリュ株式会社(本社:愛知県安城市、代表取締役社長:川本睦)は、マヒンドラ&マヒンドラ社(本社:インド ムンバイ、会長:アナンド・マヒンドラ<Anand Mahindra>)と新たに取引を開始した。

アイシン・エィ・ダブリュのFF6速オートマチックトランスミッション「TF-81SC」
FF6速オートマチックトランスミッション「TF-81SC」

納入するのは同社のオートマチックトランスミッション(AT)のFF6速AT「TF-81SC」、2015年12月5日よりインドで発売されたフラッグシップ車「XUV500」に採用された。なお、インドの地場自動車メーカーとの取引は、今回が初となる。

アイシン・エィ・ダブリュ製ATが搭載された車両「XUV500」
アイシン・エィ・ダブリュ製ATが搭載された車両「XUV500」

https://www.youtube.com/watch?v=3KCjWkp0V0Y

同ATは、軽量化、高効率化により車両の燃費向上を実現したATで、ボルボ社、GM社、オペル社、雙龍社などの自動車メーカーに採用されている。

現在、マニュアルトランスミッション車が中心のインド市場であるが、アイシン・エィ・ダブリュでは、「今後、AT車の需要拡大が見込まれる同市場、これを機に需要を伸ばしてまいりたいと考えております」と述べている。

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新導入となるAT発表会見を行うマヒンドラの自動車部門CEO、プラビン・シャー<Pravin Shah>氏

なお、今回の取引開始により、同社のAT取引先は世界14ヶ国、23グループ、47社となった。