AGC旭硝子、中国蘇州市の生産子会社の社名を変更


中国・自動車用ガラス事業の三拠点一体運営を加速

AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、2016 年3月上旬に 中国蘇州市の生産子会社の社名を下記の通り変更する。

同生産子会社では、自動車用ガラス素板、太陽電池用カバーガラスを生産していたが、2014 年には太陽電池用カバーガラスの生産を停止する一方で、自動車用加工工程を新たに設置し、2015 年には自動車用ガラスの一貫生産体制を整えていく。

併せて今般社名を変更し、自動車用ガラス生産拠点であることを明らかにするとともに、同事業を行う秦皇島、仏山拠点との一体運営を目指す。

<社名変更内容>
新社名:旭硝子汽車玻璃(蘇州)有限公司 AGC Automotive(Suzhou) Co. Ltd.
旧社名:旭硝子特殊玻璃(蘇州)有限公司 AGC Flat Glass(Suzhou) Co .Ltd.

中国における自動車生産台数は、2016 年には 2,600 万台に到達する見込みであり、今後も引き続き高い成長が予想される。これに伴い、自動車用ガラスの需要も確実に増加することが見込まれる。

同社は1995年に河北省秦皇島の自動車用ガラス会社へ資本参加して以来、2006 年には広東省仏山市に新社を設立。自動車用ガラス事業の強化・充実を図ってきたが、今後の需要増に対応するため、2015 年より生産能力のさらなる拡大と体制構築を実施していく。

1.中国における自動車用ガラス事業の概要agc-asahi-glass-change-the-company-name-of-the-production-subsidiary-of-suzhou-city-china20160307-1

2.旭硝子特殊玻璃(蘇州)有限公司の沿革
2004 年 旭硝子浮法玻璃(蘇州)有限公司設立
2005 年 旭硝子特種玻璃(蘇州)有限公司 に改名
2006 年 自動車フロート事業生産開始
2009 年 太陽電池カバーガラス事業生産開始
2014 年 太陽電池カバーガラス事業生産停止
2015 年 自動車加工事業生産開始
2016 年 旭硝子汽車玻璃(蘇州)有限公司 に改名
以 上