米RAM、6.7リッターターボディーゼル搭載のパワーワゴン発売へ

ステランティス.N.V( 本社:オランダ・アムステルダム、CEO:アントニオ・フィローサ )傘下の米・ラム( RAM )ブランドは、2026年1月1日( 米ミシガン州オーバーンヒルズ発 )は、カミンズ製ターボディーゼル搭載の2027年型ラム・パワーワゴン(Power Wagon)と、同じく2027年型ラム1500 SRT TRXを動画配信を介して初披露した。

そんなラム パワーワゴンは、北米エリアから2026 年後半に発売予定。当地での価格は88,470ドル (配送料込み) となる見込み。

ムービー上では、北米マーケティング&リテール戦略担当でアメリカンブランド責任者を務めるティム・クニスキス氏が、カミンズ製6.7リッター・HO( High Output )ターボディーゼル直列6気筒エンジンを搭載した新型パワーワゴンを華々しく披露。

同パワーユニットは430馬力の高出力と、歴代ディーゼルエンジン最高水準の1,075 lb.-ft.のトルクを発生。これによりラム パワーワゴンは、オフロード性能に優れ、未知の領域へ踏み出すことを望むドライバーのためのフルサイズピックアップトラックとして、ブランド創生期からの称号を引き継いだモデルであると謳っている。

先のムービーで登場したクニスキス氏は、この新型ラムの投入について、「実は、お客様から長らくパワーワゴンにカミンズ製ディーゼルエンジンを搭載して欲しいというご要望を頂いていました。

これを受けて今回、HD(ヘビーデューティ)トラックのセグメントで、オフロード性能に長けたラムファンのご希望を全て包括した製品をご提供致します。

パワーワゴンにカミンズ ターボディーゼルを組み合わた今車両の投入は、1945年まで遡るラムの伝統を復活させた新マイルストーンと呼べるものとなっています。同車の市場投入は、長らく皆様が待ち焦がれおられたパワーワゴンとなっています」と畳み掛けた。

そんなパワーワゴンの歴史を遡ると、1945年にデビューを果たし1980年まで生産され続けたモデルにまで辿り着く。この頃のモデルは、第二次世界大戦中に製造されたダッジ3/4トン軍用トラックをベースとしていた。

その後のパワーワゴンは、1930年代のダッジブランド4WDの系譜を引き継ぎ、今日の多くの4輪駆動トラックの先駆けとなり、現在は、ステランティスが配するブランドポートフォリオの一部として独自の地位を築いている。

今回のカミンズ製ターボ ディーゼルを搭載した2027年型ラム パワーワゴンには、ディーゼル排気液( DEF )タンク、燃料タンク、トランスファー ケースを保護するアンダーボディスキッド プレートが装備され、重量物の運搬とオフロード性能のバランスをとるため、20インチのブラックホイールと34インチの全地形タイヤが装備される。

車体は、6フィート4インチのベッドを備えた4X4クルーキャブ構成でも利用でき、最低地上高は13.2インチ、ブレークオーバーアングルは20.6度を確保し、標準装備のMopar製アクセサリーロックレールがキャブとシャーシを保護する。牽引定格は約20,000ポンド、積載量は約3,000ポンド。

自動水平調整リアエアサスペンションのオプションも選択でき、同仕様では仕事とレクリエーションの双方での使い勝手も大きく向上する。同機能を搭載した場合には、重い荷物を積んでも車体を常に水平へ維持し、トレーラーを簡単に接続できるベッド下降モードも組み込まれている。

今年の車種ラインナップには、高度な3リンク式フロントサスペンションを搭載。パワーワゴンには、ビルシュタイン製モノチューブショックと独自の電子切断式スタビライザーバーを備え、フロントアクスルがトラックのフレームから独立して動くことにより、極限でのオフロード能力が大きく向上させているとした。

またリアアクスルには、独自の5リンク式コイルサスペンションが採用されており、これにもビルシュタイン製モノチューブショックとの組み合わせとなり、不整地での制御性能力と安定性を向上させている。

更に自動レベリング式リアエアサスペンションもオプションで用意されていることから、同装備と組み合わせることで快適性と絶対性能が、こちらも大きく向上するとした。

なお今回、カミンズ製ターボディーゼルを介したトルクの伝達効率を最適化するべく2025年のヘビーデューティーラインナップで初導入した3.42のアクスル比を採用。

これにHD8速オートマチックトランスミッションを組み合わせると、1速から6速ではファイナルドライブ比が高くなり、牽引性能と加速に自信が持てるようになり、一方で7速と8速で、その比率が低くなるため高速道路での燃費が向上し、騒音、振動、ハーシュネス (NVH) が軽減される。

これにより標準の31ガロン燃料タンクでも推定600マイルの走行距離を可能にし、人里離れた場所で何日も過ごしたいオーバーランダーに最適なクルマに仕上がっているという。

インテリアには、高級素材と職人技が随所に用いられ、より実用的な設定を求めるユーザーには、ヒーター付きベンチシートが用意されており、これを革張りバケットシートにアップグレードすることもできる。

加えてインストルメントパネルには、12インチのタッチスクリーン付きインフォテインメントシステム、一体型トレーラーブレーキコントローラー、ダイナミックグリッドライン付きパークビュー付きカメラ、パークアシスト機能などが用意される。

アップグレードのオプション装備には、14.5インチの大型タッチスクリーン式インフォテイメントシステム、クラス唯一の助手席側インタラクティブディスプレイ、アルパイン製(9スピーカー)、またはハーマンカードン製(Harman Kardon)17スピーカーが組み込まれたプレミアムアンプ内蔵のオーディオシステムなどが準備されている。

ラムトラックブランドサイト:https://www.ramtrucks.com/
ラムトラックFacebook:https://www.facebook.com/RamTrucks
ラムトラックInstagram:https://www.instagram.com/ramtrucksoman/
ラムトラックYouTube:https://www.youtube.com/@RamTrucks
米ステランティス企業ブログ:https://blog.stellantisnorthamerica.com/

 
 




 
 

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