マクラーレン・オートモーティブ
(本社:英・サリー州ウォーキング、CEO:ニック・コリンズ)は11月4日、4リッターV8ツインターボ・エンジン搭載の後輪駆動グランドツーリングカー「GTS」の魅力を研ぎ澄ませたモデル、「GTS Signature Collection」を日本市場限定で導入した。
この日本市場限定で導入された「GTS Signature Collection」は、マクラーレンの国別販売台数に於いて2024年に世界2位となった日本市場に於いてのみ、22台限定で販売される特別なモデルとなる。
その車両概要は、機能性とハイパフォーマンス、そして日常での常用性が高次元で融合したGTSをベースに、22台限定で作り上げられ、マクラーレン・オートモーティブおよびマクラーレン・レーシングの本拠地である英国ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)の建築デザインに込められた哲学、また科学と自然の調和にインスピレーションを得た4種のテーマが用意されている。
車両開発の哲学のひとつとして挙げられたマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)は、香港国際空港や東京のセンチュリータワーなどの作品で知られるノーマン・フォスター卿によって設計され、通常の建築物とは一線を画する個性を主張している。
そのデザインの本質は「バランス」と「調和」にあり、上空から見ると、建物と湖は陰陽をモチーフとする完全な円を描いている(この形はデザイン化され、すべてのマクラーレン・モデルのインフォテイメントシステムのホームボタンに採用されている)。
そのビジュアルは、建物と隣接する湖との調和を表現しているだけでなく、この湖に湛えられた大量の水は、ヒートエクスチェンジャーを介して社屋のエアコンディショニングや風洞実験から発生する大量の熱の放出に寄与するなど、デザインと機能性をも兼ね備えている。
また内部構造も、それぞれの業務部門の自立性を保ちつつ、協調を促すように動線を計算されている。総じて全てのデザインは意味と機能を持つというマクラーレンの思想を色濃く反映しており、完成後20年以上が経過した今も変わらぬモダーンさを維持している。
GTS Signature Collectionは、こうしたMTCに込められたユニークな設計概念と、マクラーレンのヒストリーから得たインスピレーションをGTSに反映させたモデルとなる。
そもそもGTSもまたパフォーマンスと日常性を調和させたモデルであり、MTCの思想を投影するには最適なベースとなった。
加えて4つのテーマは、それぞれ独自のMSOビスポーク・コンテンツを持ち、ボディカラーからユニークなインテリアに至るまで、この象徴的なマクラーレン本拠地へのオマージュを表現している。
また、建物全体を貫く光と影のコントラストも、この4種のGTS Signature Collectionに共通して影響を与えている美意識のひとつとなっている。
そうした4テーマを通してエクステリア自体は、意図的に控え目な仕立てとされており、ボディカラーはこの限定モデルのために開発され、それらひとつひとつに、MTCと関係するユニークなストーリーを併せ持っている。
加えて2色で用意されているホイールも、GTSで採用されるのは初めてのカラーとなった。
加えてミラーハウジングにはMTCをモチーフに使用した繊細なパターンがあしらわれ、ドライバーが車に近づく瞬間からこの特別なモデルのデザイン哲学を感じ取ることができるという。
インテリアではMTCとの繫がりを更に深めたものとなっていて、建物デザインから抽出した造形が随所に配されいる。
ヘッドレストにはインフォテイメントボタンにも使用されているMTCロゴが、シート地に馴染むように刺繍され、助手席側ダッシュボードのフェイシアプレートでは、MTCの側面シルエットがバックライトによって美しく浮かび上がる。
ドア内張のフェイシアプレートに目を向けると、MTCの設計図面から俯瞰図の一部を切り取ってデザイン化したものが、同系色のトーナルスティッチとして縫い込まれるなど、まさに細やかなディテールに至るまでマクラーレンの“ホーム”を感じさせる仕上がりとなった。
そんなGTS Signature Collectionの4つのコーディネートテーマは以下の通り
テーマ1:ホーソーン(Howthorn)
MTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)の豊かな自然環境から着想を得たこのテーマは、キャンパス周辺に群生するホーソーン(サンザシ)の木にちなんで名づけられた。深みのあるグリーンメタリックの「ホーソーン」は、マクラーレンの哲学を形づくる環境そのものを想起させる。
このビスポーク塗装は、ディープブラックに鮮やかなグリーンのペイントエフェクトを重ね合わせた特別なもの。更にサテン仕上げのGTシルバー10スポーク・タービン鍛造アロイホイールとグラファイトグレーのブレーキキャリパーを組み合わせた。
インテリアには、トーナルコントラストスティッチが印象的な、特注のアーモンドホワイト・セミアニリンレザーを採用している。
テーマ2:パラゴン(Paragon)
この仕様は、MTCブルバードに敷き詰められたタイルからインスピレーションを得てたもの。
「パラゴン・ブラック」ペイントは、シルバーメタリックフレークによる煌めく仕上げが特徴で、MTC建設時のプロジェクト名「パラゴン」にちなんで命名された。
サテン仕上げのGTシルバー・タービン鍛造ホイールとグラファイトグレーのキャリパーは、MTC建築に見られる金属構造の美しさを表現したもの。アーモンドホワイト・セミアニリンレザーのインテリアとの対比により、外装デザインはMTCを包む光と影のコントラストを想起させる仕上がりとなっている。
テーマ3:ロトンダ(Rotunda)
このテーマは、建物の地下階に広がる長く白い廊下と、そこへと通じる円形のエントランス(ロトンダ)から着想を得た。
「ロトンダ・ホワイト」ペイントは、ソリッドなオフホワイトカラーで、清潔感あふれる雰囲気を表現。ダークパラジウム仕上げのタービンホイールとグラファイトグレーのキャリパーが、建物内部のグレーのタイルの完璧さを想起させる。
スコリアグレー・セミアニリンレザーにトーナルスティッチを施すことで、対称性と光と影の調和を際立たせた。
テーマ4:リフレクション(Reflection)
マクラーレン・テクノロジー・センターの象徴である美しい湖が、建物のガラスファサードに映り込む情景から着想を得たテーマ。
「リフレクション・グリーン」ペイントは、シルバーメタリックフレークを含む独特の下地を持ち、水面に輝く陽光がMTCのガラス建築に反射する様を再現している。
ボディカラーとの対比を強調するため、ホイールにはダークパラジウム仕上げを採用。インテリアには、スコリアグレー・セミアニリンレザーのシートにトーナルスティッチを施し、上質な仕立てを加えている。
なおGTS Signature Collectionの全仕様には、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)による特別なデザイン要素と、厳選されたGTSの装備が融合した高水準のスペックが採用されている。
エクステリア
MSOビスポークエクステリアペイント
グラファイトグレー・ブレーキキャリパー
ビスポーク・ミラーハウジングデザイン
ステルスバッジパック
GTSサイドバッジ
スポーツエキゾースト+ナチュラルチタン・テールパイプ
パノラミックプライバシーティンテッドガラスルーフ
10スポークタービン鍛造アロイホイール
スペシャルホイールフィニッシュ
プライバシーガラス
インテリア
ビスポークインテリア
マクラーレン・オレンジのピンストライプ入りVCFパドル
インテリアカラーに合わせたトーンコントラスト・スティッチ
MTC刺繍ロゴ入りヘッドレスト
MTCの俯瞰建築設計図をモチーフにした刺繍入りドアパネル
MTCの側面建築設計図をモチーフにした助手席フェイシアプレート
MTCエディション記念プレート(センターコンソール)
マクラーレン・ブランディングアームレスト
ジェットブラック・レザーステアリングホイール
快適装備
ビスポークデザインキー
プラクティカリティパック
プレミアムパック
ビークルリフト
マクラーレン・オートモーティブ
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