ミシュランプライマシー3、レクサスESに純正装着


日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ポール・ペリニオ)の乗用車用アクティブコンフォートタイヤ 「MICHELIN Primacy3(ミシュラン プライマシー スリー)」が、LEXUSの新型セダン「ES」の新車装着用タイヤとして採用された。

このプライマシー3 は「静かでゆったり」に乗りたいが、「高速での爽快感」も欲しいというユーザーニーズに応えるために開発されたという。

そこで同社が「アクティブコンフォート」と呼ぶ設計コンセプトを背景に、同社が謳うスリースタビリ‐テクノロジーを駆使して、高速走行時の突き上げなどを素早く吸収し、疲れにくく、より安定した乗り心地を提供したという。

ちなみにこのスリースタビリ‐テクノロジーというのは同社によると、「スタビリ-コンタクト テクノロジー」「スタビリ-ブロック テクノロジー」「スタビリ-ミックス テクノロジー」の3つのキーテクノロジーの総称だとしている。

このなかでひとつめのスタビリ-ブロック テクノロジーにあたるものは、車両の動きを支えるためワイドな接地面形状を採用したことを指す。これにより横風に対する安定感を実現した。

ふたつめのスタビリ-ブロック テクノロジーでは、制動性能とブロック剛性を持たせるべくブロックの倒れ込みを抑制するべく、サイプ内部にサイプ同士を支えるブリッジを入れた。またブロック先端部の角を削った形状にして制動時のブロックのよれを抑制している。

3つめスタビリ-ミックス テクノロジーは、トレッドコンパウンドをでウェット性能を上げるため、分子間の摩擦抵抗が少ない「フルシリカコンパウンド」を採用。加えてビード部を最適化して路面から伝わる振動の収束性も高めた。

またプライマシー 3は、メルセデス・ベンツS、BMW5シリーズ、ゴルフVII、ボルボV60ハイブリッドのOE装着が進んでおり、今回のレクサスへの装着は、こうした実績を踏まえてのことであろうと考えられる。

装着タイヤ
車両タイプ:LEXUS ES
タイヤパターン:MICHELIN Primacy 3
タイヤサイズ :215/55R17 94V