アマゾンジャパン合同会社(本社:東京都目黒区下目黒、社長:ジャスパー・チャン)は8月22日、自動車のインフォテインメントシステムにAmazon Alexaを搭載することができる「Alexa Auto SDK」を自動車OEM・開発者に向けに提供を開始した。
このAlexa Auto SDKは、Alexaの主要な機能である音声認識と音声合成をはじめ、Amazon Musicを始めとした人気のメディアストリーミングの利用や(*1)、スマートホームデバイスの制御(*2)、Kindle本(*3)の読み上げ(*4)、通知機能、天気情報、近所のお店やコンビニエンスストアの情報、映画の上映時間の検索、そして1,000以上の日本に向けたスキル(2018年7月時点)を利用するのに必要な機能が含まれている。
さらに、車載インフォテインメントシステムに搭載されたAlexaを通じて電話をかけたり、他のAlexa搭載デバイスやAndroid/iOSを搭載したスマートフォンなどの端末上のAlexaアプリと、ビデオ・音声通話、メッセージの送信や、呼びかけなどができる、コミュニケーション機能も今後提供を予定していると云う(*5)。
またSDKの利用により、Alexaの音声サービスを介してナビゲーションに設定する目的地の住所や特定のポイントの指定や、案内中のナビゲーションをキャンセルする機能も提供を予定だとしている。
Alexa Auto SDK詳細は以下のAmazon Alexaを参照されたい。
< https://developer.amazon.com/ja/alexa-voice-service/alexa-auto-sdk >
(*1) 各サービスの利用には、別途登録・契約や料金が必要な場合がある。(*2) スマートホームの実現には、対応製品を購入する必要がある。また製品によっては別途接続するためのハブ(別売)が必要となる場合がある。(*3) 絵本や写真集、マンガ、グラフィックノベル、アダルト商品などは対象外。(*4) 読み上げ機能に対応している本はAlexaアプリまたはKindleストアの商品詳細ページで確認できる。(*5) 音声・ビデオ通話、メッセージ、呼びかけ機能は現在日本では提供されていないが今後対応予定。