昭和シェル石油、第12回公開シンポジウム(無料)開催。気候変動・パリ協定とエネルギー社会の未来


昭和シェル石油株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・グループCEO:亀岡剛)は、2月9日(木)に東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(サステイナビリティ学連携研究機構・Integrated Research System for Sustainability Science)が主催する第12回公開シンポジウムを共催する。

同社は2007年2月から東京大学IR3Sに研究者を派遣し、同機構とともに「エネルギー持続性フォーラム」を立ち上げました。当フォーラムは持続可能な社会のための長期的なエネルギービジョンや戦略の構築を目指している。

2015年12月にパリで開催された気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)において、2020年以降の気候変動対策の国際的枠組となる「パリ協定」が合意され、その後、1年を待たずして2016年11月4日に発効した。

「パリ協定」では、地球の平均気温上昇を産業革命前と比べて2℃未満に十分に抑え、1.5℃まで抑える努力をすることなどの長期目標が合意された。

これにより先進国・新興国・途上国を含むすべての排出国が、長期的に大幅な温室効果ガス排出削減に向けて、エネルギー効率を高めるとともに、再生可能エネルギー利用を一層推進していくことになる。

再生可能エネルギーは、太陽光、風力、地熱、バイオマスなど、もともと地域の自然資源のポテンシャルを活かしてその複合利用を推進することが求められていることから、都市部や地方においてそれぞれの地域特性を活かした取り組みが進められており、気候変動緩和策としての効果だけでなく、地方創生による地域活性化や人々の福利の向上にも寄与することが期待されている。

これを踏まえて同シンポジウムでは、「パリ協定」の意義について考えるとともに、これからのエネルギー社会のあるべき姿について、有識者や専門家による講演とパネルディスカッションを通じて提言していく。

第12回エネルギー持続性フォーラム公開シンポジウム
『気候変動「パリ協定」とエネルギー社会の未来』

日時:2017年2月9日(木)13:00~17:30
場所:丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階)
主催:東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)
共催:昭和シェル石油株式会社
協力:三菱地所株式会社
参加方法:シンポジウムへの参加希望者は、下記URLより申込むこと。
http://www2.ir3s.u-tokyo.ac.jp/esf/symposium.html 

定員:300名(希望者多数の場合は先着順)
締切り : 定員に達し次第、申込み終了