スズキ、VWとの和解により仲裁事案が解決


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スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏、以下、スズキ)は、平成23年11月24日に国際商業会議所国際仲裁裁判所(以下、仲裁廷)に対して仲裁を申し立てていた事案に関して、2月10日に和解が成立したとの発表を行った。

1.仲裁の申し立てから和解に至るまでの経緯平成27年8月に仲裁廷は、フォルクスワーゲンAG(以下、VW)が主張した当社の契約違反に基づく損害について、引き続き仲裁において審議することを示した。

この審議に関して平成28年2月10日に、スズキ及びVWとの間で、和解が成立。これにより仲裁が終結した。

2.和解の相手方の概要
(1)名称:フォルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシャフト
(2)所在地:ドイツ連邦共和国 ヴォルフスブルク 38440 ベルリーナ・リンク2
(3)代表者の役職・氏名:取締役会会長マティアス・ミュラー

3.和解の内容
VWが損害賠償請求を取り下げ、当社がVWに対し、本件の和解金として一定の金額を支払う内容。
(注: 和解金額を含む和解内容の詳細については、スズキとVWとの契約により開示を控えた)

4.今後の見通し
スズキは、和解金を当期中に支払う予定。本件和解が同社の当期(平成28年3月期)の連結業績に与える影響は軽微としている。