メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社:東京都港区)は、メルセデス・マイバッハ Sクラスのラインアップに「メルセデス・マイバッハ S 550(右ハンドル仕様)」と「メルセデス・マイバッハ S 550 4MATIC」を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ9月10日より発売する。
「メルセデス・マイバッハ」は、1920年代から美しいスタイルと贅を尽くした高級感で人々を魅了した伝説の名車「マイバッハ」が、メルセデス・ベンツブランドの傘下で「究極のエクスクルーシブ性」を追求したブランド。
「メルセデス・マイバッハ Sクラス」は、メルセデス・ベンツ Sクラスのロングモデルよりさらに20cm長いホイールベースによるゆったりとした室内空間に、メルセデス・ベンツの最新鋭のテクノロジーを備えた、新しいショーファーカーの形を提案している。
また今回は、ユーザーからの要望を受け、メルセデス・マイバッハ Sクラスとして初めて、右ハンドルモデルと四輪駆動モデルを導入した。
「メルセデス・マイバッハ S 550」および「メルセデス・マイバッハ S 550 4MATIC」は、最大出力455PS(335kW)、最大トルク700Nmを発生する4.7リッターV型8気筒ツインターボBlueDIRECTエンジンに、乗員にはほとんど感じられないほどスムーズなギアチェンジで、静粛性と低燃費を高いレベルで両立した9速A/T「9G-TRONIC」を組み合わせた。
また、ミリ波レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを搭載。
クルマの周囲360°をカバーする複合的なセンサーシステムから得られたデータを高度なアルゴリズムで解析することにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」も、いち早く実現している。
もちろん先行車との車間距離を適切に維持しながら設定速度の範囲内で追従する「ディストロニック・プラス」。
ドアミラーの死角範囲をモニターし、危険性を警告する「アクティブブラインドスポットアシスト」、走行車線からの逸脱をドライバーへ警告する「アクティブレーンキーピングアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」などは標準装備済みである。
加えて「快適な乗り心地」の概念を根本から変える「マジックボディコントロール」は、最大15m前方の路面の凹凸をステレオマルチパーパスカメラで捉える機能を持っている。
そうした前方の路面状況を捉えて、それに応じて瞬時にサスペンションのスプリングストラットおよび、ダンパーのオイル流量を制御。こうした先進装備でボディに伝わる衝撃を最小限にして、フラットで極上の乗り心地を可能とした。
さらに、発進・加速・減速・コーナリング時にボディのロールやピッチングを抑えることで常にフラットな姿勢を維持し、快適な乗り心地も乗員に向けて提供している。*メルセデス・マイバッハS 550に標準装備した。
なお同社ではメルセデス・マイバッハ Sクラスによる羽田空港送迎(ショーファー)プログラムを9月30日(水)に提供を開始する。
これは羽田空港を利用する際に、本年7月22日に第2旅客ターミナル地下1階にオープンした新ブランド情報発信拠点「Mercedes me Tokyo HANEDA(メルセデスミー 東京羽田)」でくつろいだ後、自宅までの送迎に活用するなど、空港の利便性を高める高品位サービスの一環として提案していくという。