富士重工業は、スバル レガシィ アウトバック/B4に改良を施し、2015年10月1日より発売する。
今回の改良では、先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」の展開により、車両周辺状況の幅広い検知を可能とすることで安全性を高めると共に、上級グレードへのアイボリー内装の設定やSiri(*1)対応の音声認識機能「Siri Eyes Free(アイズフリー)」に対応するなど、インテリアの質感や機能性を向上。
また、滑らかなハンドリングや上質な乗り心地、静粛性の向上など、走行時の質感も高め、スバルのフラッグシップモデルとしての価値をさらに高めた。
レガシィアウトバック/B4は、2014年度自動車アセスメント(JNCAP(*2))(*3)において、最高の評価である5つ星を獲得し、「新・安全性能総合評価ファイブスター賞(JNCAP ファイブスター賞)」を受賞。
予防安全技術を評価する「2015年度予防安全アセスメント」(*3)においては、最高ランクであるJNCAP「先進安全車プラス(ASV+(*4))」を満点評価で獲得したが、今改良で「アドバンスドセイフティパッケージ」を標準搭載展開し、さらなる総合安全性能の強化を図っている。
【主な商品特長】
1)アドバンスドセイフティパッケージを標準装備
安全性能をさらに強化する先進機能をパッケージ化し、標準装備。アイサイトでの前方検知に加え、レーダーシステムによる後側方の検知を可能とし、より安心・快適なドライブをサポート。
(1-1)スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援機能)
・死角検知機能(BSD:Blind Spot Detection)
ドアミラーでは見えにくい、自車斜め後方の車両をレーダーで検知して、ドアミラーに付いているLEDランプを点灯または点滅(※)させることでドライバーに注意を促す。
・車線変更支援(LCA:Lane Change Assist)
隣車線を後方から急接近してくる車両をレーダーで検知して、ドアミラーに付いているLEDランプを点灯または点滅(※)させることでドライバーに注意を促す。
※BSD、LCAともに車両をレーダーで検知した状態で、ドライバーがウィンカー操作をした上で車線変更を試みた場合、ドアミラーに付いているLEDランプを点滅させることでドライバーに衝突の危険性を知らせていく。
・後退時支援(RCTA:Rear Cross Traffic Alert)
後退時に左右から接近してくる車両をレーダーで検知し、衝突の危険性があると判断した場合にドライバーにドアミラーに付いているLEDランプを点滅かつ警報音を発する。
(1-2)ハイビームアシスト(自動防眩インナーミラー付)
ルームミラー一体型の単眼カメラを新採用することで、先行車や対向車を検知して、ヘッドランプのハイビームとロービームを自動で切り替える。
また、自動防眩インナーミラーにより、後続車のヘッドランプなど、強い光をセンサーで検知して自動的に反射率を切り替えて眩しさを抑えることで、夜間のドライブでの安全性を高める。
2)インテリアの質感、機能性、動的質感の向上
・上級グレードのLimitedユーザーから要望が多いアイボリー内装(本革仕様)を追加した。
・ハーマンカードンサウンドシステム&SDナビゲーション(メーカー装着オプション)にSiri対応の音声認識機能「Siri Eyes Free(アイズフリー)」を対応させた。
ステアリングスイッチの発話ボタンと音声入力による操作によって、運転中に視線を移動することなく、Siriを使ったサービスをより安全に利用できる。(*5)
・上級グレードのLimitedに採用する「STABLEX-Ride(スタブレックス・ライド)」の減衰特性見直しによる乗り心地向上や、ステアリングシステムの最適化による操舵感を向上させ、動的質感に磨きをかけた。
3)その他
・ボディカラーを変更し、新たに「ダークブルー・パール」を展開。
【店頭デビューフェア】
2015年10月17日(土)、18日(日)
【販売計画】
レガシィシリーズ 月販 1,000台(内訳:レガシィ アウトバック 月販 750台/レガシィ B4 月販 250台)
【メーカー希望小売価格】
*1:SiriはApple Inc.の登録商標。
*2:Japan New Car Assessment Program
*3:国土交通省、独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施
*4:Advanced Safety Vehicle+
*5:Siri対応のApple製品をBluetooth接続する必要がある。