米国の第三者安全科学機関、UL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック)傘下の株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:山上 英彦)は、2018年2月28日(水)から3月2日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「第9回 国際二次電池展〜バッテリージャパン〜」に出展する。
出店ブースでは、多様化する電池関連の新技術に対応する評価。発電・蓄電システム全体と部品の安全性評価・認証などのサポートサービスを紹介する。
併せて電池を基軸として構成される再生可能エネルギー分野のインフラに関するサービスも提案していくと云う。
期間中、米国本社からモーリス・H・ジョンソン氏(蓄電システム・バッテリー・燃料電池システムおよびキャパシタを担当する事業開発マネージャー)が来日し、蓄電システムの安全規格と、大規模な燃焼試験を要求する防火規定と、設置基準に関するセミナーを実施する予定となっている。
また併せてスコット・ピコ氏(インバータ・系統連系 技術マネージャー兼プログラムマネージャー)が来日し、海外展開のサポートも行っていく。
その他、開発の現場からバッテリーの安全性研究、同部品・素材分野の最新動向とサービスに関するミニセミナーも開催される予定だ。
第9回 国際二次電池展の会期: 2018年2月28日(水)~3月2日(金)10:00~18:00(最終日は17:00終了)
会場: 東京ビッグサイト/ブース番号: W9-6
出展内容:
1. 電池・システムおよび材料: 用途別に多様化する採用技術、種別(モバイルバッテリーから大型蓄電池システムまで)に合わせた安全性(電気、機能)、性能評価(EMC/無線等)および検証、認証、製品開発・法規制対応支援。
2. インバータおよび系統連系: 米国、欧州各国向け高度インバータの試験・認証プログラムおよび系統連系要求への対応支援。
3. 電池材料: 化学メーカー等、電池材料のサプライヤー企業を対象としたサービス。
- Research & Innovation Solution: セパレーターや電解液など電池材料の開発支援を目的とした性能試験および安全性評価 – ULのリサーチ部門の知見、設備を活用し、電池材料を基にセル作成やセルを使用した試験(例えば、ARC、IIISC、釘ざし試験など)も提供可能。
- UL検証マークプログラム: 試験結果に基づき製品の性能や特徴を第三者の立場から検証製品の特長を生かしたグローバルな情報発信を可能にし、顧客の営業・マーケティング活動をサポートする。
- X線CTなどを使用した高度な解析サービス: 非破壊観察によるセル内部の構造解析をサポート。
4. サイバーセキュリティ: 同分野でのULの活動紹介(規格開発、認証プログラムなど)
5. 発電および蓄電: 風車、太陽光発電などの再生可能エネルギー(機器本体や発電所)、eモビリティ(電気自動車、電気自転車、eバイク/スクーター、ドローン、セルフ・バランシング・スクーター/ボードなど)の評価・認証、開発支援。
製品・技術セミナー:
開催日時: 2月28日(水) 13:40~14:40
会場:東京ビッグサイト 西1ホールC会場(予定)
タイトル: 「バッテリーを取り巻く環境 ~新たな安全基準、設置、防火規定がもたらす影響~」
講師: モーリス・H・ジョンソン氏(通訳付き)
概要: 蓄電システムの安全規格と、大規模な燃焼試験を要求する防火規定および設置基準を中心に紹介する。市場要望を受け発行された燃焼試験方法を規定する規格UL9540Aも解説される予定。
ミニセミナー :
11:00:ULのバッテリー安全性研究。
13:30:IoT機器向けサイバーセキュリティ規格の紹介 (UL2900)。
14:30:セパレーターに関する品質監査プログラムの概要
PVインバータ関連規格の動向。
15:30:バッテリー安全規格の最新動向 (バッテリーのリユース、モバイルバッテリーなど)。
電気用品安全法(PSE)対応について。
※各回所要時間 5~10分の予定。ブース内で毎日開催。
個別技術相談会(事前予約制):
開催日:3月2日(金) 1社1時間程度。
会場:有明フロンティアビルB棟9階(住所:東京都江東区有明3-7-26)東京ビッグサイトより徒歩3分。
申し込み方法: 会社名、担当者名、連絡先、相談内容、希望の打合せ日時を記入の上、UL Japan カスタマーサービスまで連絡する。
Email: customerservice.jp@ul.com
UL Japan Twitter公式アカウント:https://twitter.com/ul_japan
UL Japan Facebookページ:https://www.facebook.com/UL-Japan-573330289677204/