UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:村上吉弘)は、2016年のUDトラックスブランドの世界販売台数が前年比3.1%増の2万419台となったと発表した。
まず日本市場では、前年比4.0%減の1万661台となったものの、トラクタ系の販売が引き続き好調に推移。また東南アジア市場では、インドネシアなどで好調な「クエスター」の販売に支えられ、前年比38.4%増の伸びを記録した。
この年、国内市場は依然、経済環境改善が芳しくなく、インフラ整備などの建設需要向けトラック販売台数が伸び悩んだ。
一方、世界販売に於いては、トラクタ系並びにカーゴ系車両の需要が増加した。
またアジア地域では、昨年度低迷していたインドネシア市場が立ち直った。地域全体では各エリア市場毎に、販売実績に差が見られたものの比較的堅調に推移した。